工芸学科 陶芸コース

もっともシンプルで身近な芸術の、創造性と可能性が、日々深くなっていく。

陶芸は、大自然が用意してくれた「土」という素材を用い、太古の昔から今日まで脈々と受け継がれてきた、人類のかけがえのない営みといえます。陶芸の制作で最も大切なのは、素材である粘土の性質を知ること。そのため陶芸コースでは、「手びねり」「ロクロ」「型」など、技法の基本を最初に修得します。まず、「手びねり」による成形技法を学び、立体造形を制作。「ロクロ」で大皿やコーヒーセットなどの成形と装飾磁土による制作をおこない、次に「石膏型」による鋳込み成形を磁土を使用して修得していきます。また色化粧による装飾や、上絵付・釉の研究・窯の焼成にも取り組みます。経験豊富な陶芸作家のアドバイスのもとに基本的技法を身に付け、土・炎・水と対話しながらの多様な作品づくり。自己の表現と創造性を追究していきます。

コース写真

教員ピックアップ

田嶋 悦子(たしま えつこ) 准教授 (陶芸家)
大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業。咲くやこの花賞・美術部門、日本陶磁協会賞など受賞多数。東京国立近代美術館や金沢21世紀美術館、海外にもパブリックコレクションがある。

ゆっくり時間をかけて答えを出すことの大切さを知ってほしい。

スピード化され、インターネットを使えばすぐに答えを導き出せるようになった現代において、教育機関では成功例ばかり教えていきます。でも、失敗のない人生なんて絶対にないですよね。
だから、私は「どんどん失敗しなさい」と学生によく言います。思い通りの形に仕上がらなくてもいい。やってみて悔しい思いをする。そこからまた始める。失敗があるからこそ、知恵が身につくし、次は成功してやるという気力が湧いてくるのです。憧れを抱きながらも手に入らない過程を楽しむ。それが陶芸の醍醐味なんです。
市野 治行
市野 治行 (いちの としゆき) 教授
大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。京都、酉々窯岩渕重哉先生に師事。丹波延年窯にて作陶開始、現在に至る。以後、市野年成名で各地の美術館、百貨店画廊等で個展、グループ展を多数開催。陶芸における素材の可能性を追究。民族藝術学会会員、東洋陶磁学会会員。

授業風景

  • 陶器実習Ⅰ
    陶器実習Ⅰ
  • 陶器実習Ⅳ
    陶器実習Ⅳ
  • 陶器実習Ⅳ
    陶器実習Ⅳ

学生作品

  • 作品1
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  • 作品2
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  • 作品3
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カリキュラム

1年次 2年次 3年次 4年次
必須科目 講義 工芸論
工芸史
日本美術史
陶芸論
文様論
デザイン史
演習 工芸材料演習
I・D演習
制作構想演習
実習 工芸基礎実習Ⅰ
工芸基礎実習Ⅱ
製図実習
陶器実習Ⅰ
陶器実習Ⅱ
焼成実習Ⅰ
陶器実習Ⅲ
陶器実習Ⅳ
焼成実習Ⅱ
焼成実習Ⅲ
陶磁実習Ⅰ
陶磁実習Ⅱ
卒業制作 卒業制作・論文
選択
必須科目
講義 工芸特論Ⅰ
工芸特論Ⅱ
工芸特論Ⅲ
選択科目 講義 金工論
ガラス工芸論
染織論
服飾史
実習 ガラス表現実習
※このカリキュラムは2013年度入学者用履修案内をもとに作成しています。実際の入学時には変更になる場合がありますのでご注意ください。
  • 金属工芸コース
  • 陶芸コース
  • ガラス工芸コース
  • テキスタイル・染織コース
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