工芸学科 ガラス工芸コース

1200℃のガラスと呼気から生まれる古くて新しい瞬間の芸術。

紀元前2000年から、現代まで人々を魅了し続けてきたガラス。ガラス工芸は、いまでも現代建築やインテリアなどの分野で注目される存在です。制作手法は、ガラス成形(ホットワーク、キルンワーク)とガラス加工(コールドワーク)に大別されます。この三つの手法には多様な表現技法が含まれており、ガラス工芸はそれらの様々な技法を組み合わせておこなわれます。第一ステップは、ガラス工芸の基本である熔解窯での熔解作業。そして溶解窯での吹きガラス、サンドキャスト技法等のホットワーク、電気炉を使用してガラスを成形するキルンワーク等を体験しながらガラスの性質を理解し、加工の基本を身に付けます。第二ステップでは、それぞれの技法に磨きをかけながら、ガラス素材が持つ創作の可能性を追求。自由な創作活動を通じて、多彩な表現方法を修得していきます。

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教員ピックアップ

山野 宏(やまの ひろし) 教授 (ガラス工芸作家)
1956年福岡県生まれ。ガラス工芸作家。ロチェスター工科大学修士号取得。アメリカを中心に個展を開催し講演やグループ展なども実施。1998年、国際交流の森をめざした「金津創作の森ガラス工房 エズラグラススタジオ」を設立。東洋と西洋文化の間に芽生えた感性を表現すること、泳ぎをやめたら死を意味する回遊魚を自身の生き様として作品にし続けている。

湧き出た感情を自由に表す
それがガラス工芸の魅力

ガラス工芸の世界でとくに重要なのは、実体験し、素材に肌で触れ、心の底から湧いてきた感情をしっかりと表現することですから「作風の何がよくて何が悪い」という理論は存在しません。だからこそ学生がいろいろなものを “食べる”ことを意識しています。高級ステーキも手軽なラーメンもおいしい。多様なものを食べ「どういう料理がどう好きなのか」感じ取ればいい。まだ開拓の余地があるこの分野。過去にない表現の発見が強い武器になります。作品制作をとおして自分を発見し、経験を糧に社会に羽ばたいてください。

授業風景

  • ガラス工芸実習Ⅰ
    ガラス工芸実習Ⅰ
  • ガラス工芸実習Ⅲ
    ガラス工芸実習Ⅲ
  • 卒業制作・論文
    卒業制作・論文

学生作品

  • 作品1
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  • 作品2
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  • 作品3
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カリキュラム

1年次 2年次 3年次 4年次
必須科目 講義 工芸論
工芸史
日本美術史
ガラス工芸論
文様論
デザイン史
演習 工芸材料演習
基礎表現演習
制作構想演習
実習 工芸基礎実習Ⅰ
工芸基礎実習Ⅱ
製図実習
ホットワーク実習
キルンワーク実習
コールドワーク実習
ガラス工芸実習Ⅰ
ガラス工芸実習Ⅱ
ガラス工芸実習Ⅲ
ガラス工芸実習Ⅳ
卒業制作 卒業制作・論文
選択
必須科目
講義 工芸特論Ⅰ
工芸特論Ⅱ
工芸特論Ⅲ
選択科目 講義 金工論
陶芸論
染織論
服飾史
演習 I・D演習
※このカリキュラムは2013年度入学者用履修案内をもとに作成しています。実際の入学時には変更になる場合がありますのでご注意ください。
  • 金属工芸コース
  • 陶芸コース
  • ガラス工芸コース
  • テキスタイル・染織コース
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