工芸学科 金属工芸コース

金属の多様な性質と可能性は、自由な創造性に翼を与えてくれる。

金属工芸コースでは、「鋳金」「鍛金」「彫金」といった3つの基本技法を基に、金属造形に関わる技術や知識、考え方を学んでいきます。 「鋳金」とは、ブロンズやアルミなどの金属素材を溶かし、鋳型に流し込んで形づくる技法で、一般的には鋳造された銅像や車のエンジンなどがあります。「鍛金」は、銅、真鍮、銀、鉄などの板材を打ち、延ばし、絞るなどの加工をして花器やうつわなどにする技法。「彫金」は、打ち出し技法や鏨を用いてレリーフ作品などをつくるほか、ロストワックス技法による、金・銀などの貴金属を用いたジュエリー作品の制作をします。
実際の作品制作を通じて、技術とともに金属の性質や用途、金属工芸の歴史や多様性など、幅広い知識を身に付け、金属材料による造形の可能性を追求していきます。自由で豊かな創造性を大切にし、段階を踏んで学ぶ4年間です。

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教員ピックアップ

三好 正豊(みよし まさとよ) 客員教授 (金属工芸家)
1951年大阪府生まれ。千家十職茶道具の制作を行う。第24回伝統工芸日本金工展で日本工芸会賞、第48回日本伝統工芸展で文部科学大臣賞を受賞。2006年には紫綬褒章も受章した。

伝統技法を通じて知識ではなく知恵を身につける。

若いうちは力まかせでいい。ちょっと背伸びをしてみるのもいいでしょう。そういう時期がないと、その後の伸びしろがなくなってしまうから。逆に怖いのは、無駄に考えすぎて頭でっかちになること。
基礎がしっかりしていない段階から自分の作風を決めてしまっても、小さくまとまってしまうだけです。
私の授業では、知識ではなく知恵を身につけることをテーマに、伝統技法を通じて、日本の文化を伝えたい。知恵は体験を通じてでしか身につきません。手を動かしながら、多くのことを学んでほしいと思います。

授業風景

  • 彫鍛金実習
    彫鍛金実習
  • 金工実習Ⅲ
    金工実習Ⅲ
  • 卒業制作・論文
    卒業制作・論文

学生作品

  • 作品1
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  • 作品2
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  • 作品3
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カリキュラム

1年次 2年次 3年次 4年次
必須科目 講義 工芸論
工芸史
日本美術史
金工論
文様論
デザイン史
演習 工芸材料演習
I・D演習
制作構想演習
実習 工芸基礎実習Ⅰ
工芸基礎実習Ⅱ
製図実習
彫鍛金実習
表示造形
鋳金実習
金工実習Ⅰ
金工実習Ⅱ
金工実習Ⅲ
金工実習Ⅳ
卒業制作 卒業制作・論文
選択
必須科目
講義 工芸特論Ⅰ
工芸特論Ⅱ
工芸特論Ⅲ
選択科目 講義 陶芸論
ガラス工芸論
染織論
服飾史
演習 塗装
実習 ガラス表現実習
※このカリキュラムは2013年度入学者用履修案内をもとに作成しています。実際の入学時には変更になる場合がありますのでご注意ください。
  • 金属工芸コース
  • 陶芸コース
  • ガラス工芸コース
  • テキスタイル・染織コース
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