第9回 高円宮殿下記念 根付コンペティション記念展

江戸時代から現代へと受け継がれた
小さなアートの可能性を広げるコンペティション

江戸時代に印籠や巾着、煙草入れなどを帯に提げて携帯するため、紐の先に結わえる滑り止めとしてつくられた装飾品の根付。本学客員教授の高円宮妃久子殿下は、高円宮憲仁親王殿下とともに世界有数の根付コレクターとして、また、現代根付作家を育まれてこられたことでもよく知られています。
大阪芸術大学グループでは両殿下を記念して、グループ各校の在校生を対象とした「高円宮殿下記念 根付コンペティション」を2009年に創設しました。
第9回目を迎えた今年のコンペティションには、150名の学生が参加。169点の作品から18点が入賞作品に選ばれました。記念展初日には表彰式が行われ、妃殿下から入賞者一人ひとりに作品の感想と激励のお言葉が贈られるとともに、表彰状と記念品が贈呈されました。

会場には、高円宮賞を受賞した林菜々美さんの「紅葉饅頭」、学長賞を受賞した中村駿斗さんの「大金はムシできない」、特別賞を受賞した川田奈央さんの「宿り傘下に雨帰り」をはじめとするすべての応募作品とともに、高円宮の根付コレクションより選び抜かれた根付約130点、妃殿下が撮影された「旅する根付」の写真パネルの特別展示も行われました。 江戸時代から現代へと受け継がれてきた掌に収まる小さなアート。さまざまな角度から根付の可能性を肌で感じられる貴重な機会となりました。

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