デザイン学科 トピックス

金沢21世紀美術館 アートアクアリウム展

 暗闇に舞う金魚の群れが、鑑賞者を幻想的な異世界へ誘います。そこでは各展示室に趣向を凝らした巨大な金魚の水槽がディスプレイされているのです。この「アートアクアリウム」は、毎回数十万人の来場者を呼び込む、今や「超」がつく人気の展覧会です。今回、金沢21世紀美術館で開催されるこのアートアクアリウムで、1ブースを本校デザイン学科の学生たちがディスプレイの提案をさせていただく機会に恵まれました。このプロジェクトはグラフィックデザインコースを始め、スペースデザインコース、情報デザインコースなど、領域を超えた有志たちによって組織されました。前回7月に催されたABC堂島リバーフォーラムでの視察を皮切りに、夏休み中に会議を繰り返し、3つのチームに分けてこのプロデューサーである木村英智氏にプレゼンテーションをしました。木村氏と協議しながらそれぞれのチームのアイデアをミックスし、全貌のプランを作るに至ったのです。学生たちで3Dの設計プラン図まで制作し、プレオープン前日には皆で現地金沢へ出向き、設営や金魚シルエット投影の状況確認などを行うことも出来ました。担当作品はカレイドスコープという作品なので、私たちは三角形を基本パターンとして、独創的な和の世界をテーマとしました。それは水槽を朱塗りの三角形の大きな障子戸で取り囲み、水槽の上には金魚の群れが切り抜かれた、大きな回り灯篭をしつらえ、それが回れば障子に映った金魚の影が泳ぎ出すというものです。また、水槽の周囲は金魚パターンでグラフィカルに装飾され、天井からはオーガンジーの金魚の大きな尾ヒレが天蓋のように垂れ下がるなど、全てに学生たちのアイデアが生きています。彼らにとってはプロとのチームワーク進行や、興行としての影響下でのクリエイティブ提案の難しさ、そしてそれが大勢の人に鑑賞される舞台であるという達成感など、多くのことが学べ記憶に残る経験になった事でしょう。
(デザイン学科長 高橋 善丸)

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