演奏学科 トピックス

その感動のために ―大阪芸術大学特別演奏会 平成25年11月20日(水)を終えて―

 中之島フェスティバルタワーの正面玄関の真紅の絨毯の大階段を上りつめると、そこが新装なるフェスティバルホールの入口。更に緩やかなエスカレーターに繋がり、ロビーに到着。一歩客席に踏み入れると、55年の伝統を継承しながら生まれ変わったホールに感動さえも覚える。2,700名のお客様を迎えることのできるこのホールが、200余名の合唱と100名の大オーケストラの今日の舞台。
 指揮者には、日本とも縁ゆかりが深く、国際的に活躍するデリック・イノウエ氏を迎えた。プログラムは、R ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1 幕への前奏曲。そして「あなたの優しい翼の下に憩えば全ての人々は兄弟となる。全人類よ抱き合え。この接くちづけ吻 を全世界に」と高らかに歌い上げるL v ベートーヴェンの交響曲第9 番ニ短調作品125「合唱付」である。ソリストには、東野亜弥子(音楽学科卒業生)、福原寿美枝演奏学科客員教授、二塚直紀(演奏学科卒業生)、三原剛音楽・演奏学科長 各氏を迎えた。
 前年度につづいての「第九」の練習が始まったのは昨年4月。毎週楽しくも厳しい練習を重ねた上に特別練習も実施。更にイノウエ氏によるオーケストラとの4回の緻密な練習。学生たちはすばらしい集中力でよく応えていた。その時間があったからこそ、演奏が終わり、客席の暖かく感動に満ちた長い拍手に、今日の主役である学生たちこそが感動し、「よかった」「音楽っていいですね」と顔を紅潮させて話してくれた。その一生色褪せない感動のために、学生も指導陣も根気強く練習を重ねて来たような気がする。このすばらしいホールでの演奏を実現していただいた学院に心より感謝いたします。 (演奏学科教授 瀨野光子)

 

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