写真学科 トピックス

「宇治千年往還プロジェクト」芸術計画学科 学外講座

平安貴族の別業の地、宇治において催される「京都・宇治灯り絵巻」に大阪芸術大学グループは今年度も参加し、10月12日(金)から14日(日)まで「宇治千年往還プロジェクト」を開催しました。本学からは、芸術計画学科をはじめ、工芸学科、舞台芸術学科、音楽学科、デザイン学科、写真学科、放送学科、大学院、通信教育部による横断的なチームを編成。「いにしえの記憶といまを結ぶ」というテーマを掲げ、学生だけでなく、卒業生、教員、総勢約90名が力を尽くし、ひとつの世界を創り上げました。源氏物語ミュージアムと舞台舟では、源氏物語誕生千年を記念して創られた本学オリジナルのミュージカル「御時幻影」宇治特別編を上演。過去、現代、未来をシンクロさせた物語を、美しい衣装を身にまとった舞台芸術学科生が演じ、大変好評でした。 雅楽や尺八と電子音響のコンサートは、舞台舟と宇治上神社で開催。はかなくも力強い音色が響きわたって、幻想的な空間を演出していました。また、工芸学科ガラス工芸コースは、様々な美しい光のオブジェを制作し、会場内の4か所に展示しました。とりわけ、宇治の地名に由来する菟道(うじ)にちなんで創られた兎(うさぎ)のフォルムをした作品は、オーディエンスの眼差しを集めていました。学生たちが制作した本作品は、世界遺産である宇治上神社に奉納されることとなり、現在準備を進めています。また、芸術計画学科は、2つの来場者参加型作品を企画。事前に地域の小学校でアウトリーチを実施することも含め、多くの方々にかかわってもらう機会をつくりました。特に、万華鏡を自らで制作し、その眺めに宇治の風景を重ね、携帯電話で撮影後、プロジェクターで投影する映像は、みやびなインスタレーション空間を創出し、宇治の再発見に繋がるものとして、興味をもっていただけたのではないでしょうか。地域の文化資源を活かしながらも、今だからこそこの場所だからこそ発信できる作品を、総合芸術大学らしい手法で表現できたと思います。
(芸術計画学科准教授 谷 悟)

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