木の造形展
| 日時: 場所: 主催: 共催: |
平成15年9月29日(月)~10月22日(水) |
この展覧会は、木を表現材料とした造形作品を展示することで、木の美しさや木の持つ温もりなど、木のすぐれた特徴を広く人々に紹介し、ひいては木材の保護や木材の需要拡大をアピールすることを目的に、近畿中国森林管理局から大阪芸術大学に依頼があって実現しました。したがって出品者は、大阪芸術大学大学院生、美術学科学生とそれぞれの研究室の副手で、木を表現材料として創作活動をしている人達です。日々の実習の基本的な姿勢である「五感をとおしての木との関り方を大切に」が、独創的で多様な表現技法や用いられている樹種の豊富さで、広いギャラリースペースを魅力的な空間に生まれ変わらせて、それが見る人々に強い感動と癒しを与えられたことで、初期の目的を充分に達成することが出来たと自負しています。
このような「木の造形展」は今回かぎりではありません。彫刻や立体造形、特に木に興味のある若者たち、いや老若男女の皆さん、是非大阪芸術大学に入学して参加して下さい。お待ちしています。
平成15年11月1日 |
木の造形展の開催にあたって
しかし、その「木」で作られてきた日本の文化も、燃料革命を機に石油製品、金属やコンクリート等に置き換わり、「木の文化」も空しく聞こえることさえあります。また、この傾向は世界的にも進み、近年では地球温暖化が問題視され出しました。
地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加により、地球が暖められ各種の気象変動を引き起こすといったものですが、この地球温暖化防止に、木の「炭素を固定する」性能が大変有効であることは世界の共通認識となっているところです。木は自らの体の中に炭素を蓄えていくことで、空気中の二酸化炭素を削減するとともに、木材として長く利用することでその炭素の空気中への放出を遅らすなど貯蔵庫の働きをしているのです。
このように木で作ったものには、私たちの生活に潤いを与えてくれるのみならず、地球環境保全の一助ともなっております。
さて、この度は、自然の作り出した杢目(もくめ)、色合い、肌ざわりなどの「木の美しさ」を芸術家のたまご達が、その創意によって引き出し、かたちに表した数々の作品を展示しました。慌しい都会の生活のほんのひととき、本ギャラリーで足を止め、身近な素材である木材の美しさをじっくり堪能してください。心になごみを、気持ちにゆとりを取り戻せるのではないでしょうか。
どうぞ、ごゆっくりご鑑賞下さいませ。
平成15年9月29日 |
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