大阪芸術大学 博物館
過去の展示内容
| リヒャルト・パウル・ローゼ −スイス派、ニューグラフィックデザイン運動の旗手− | |||||||||||||||||
| 内容 | リヒャルト・パウル・ローゼ(1902-1988)はスイスを代表するグラフィックデザイナーでありかつ
画家の一人です。いままでローゼは日本で本格的に紹介されたことはありませんでしたが、ヨーロッパではバウハウス以降20世紀の構成的グラフィックデザインと絵画を体系的・合理的に発展させた最重要な作家として大変高い評価を得ています。ローゼの作品はそれまでのグラフィックデザインの歴史において特筆されるべき首尾一貫性と質の高さを持ち、彼が参加した雑誌「ノイエ・グラーフィク(ニュー・グラフィック・デザイン)」の創刊によって湧き起こった「スイス派」と呼ばれる構成的グラフィックデザイン運動の中で最も美しい例証と言っても過言ではないでしょう。本展は、日本で初めてローゼを本格的にとりあげた展覧会として、昨年に東京の多摩美術大学美術館で開催され、今回本学でも開催することとなりました。ローゼのポスターや冊子デザイン、装丁などの作品約80点を中心に、その周辺のグラフィックデザイナーたちの仕事も交えて紹介し、彼のグラフィックデザイン作品と絵画作品双方に表れている構成的造形理論を読み取ることができるものです。 |
||||||||||||||||
| 出品内容 | リヒャルト・パウル・ローゼによるポスター、版画 21点、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンなど、 ローゼの周辺のデザイナーによるポスター
15点、リヒャルト・パウル・ローゼによる 冊子印刷物等のグラフィックデザイン作品・資料 約60点 合計約90点(予定) |
||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||
| 関連行事 | ■「スライドレクチャー」 日 時: 5月8日(土)13:20〜15:00 場 所: AVホール(芸術情報センター地下1階) 講 師: 草深幸司(多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授) 司 会: 宮畑岳司(大阪芸術大学デザイン学科教授) 定 員: 220名(先着順・当日受付) 参加費: 無料 |
| 「ぶらっと所蔵品ひとめぐり−コレクションにみる大阪芸術大学の拡がり」 | |||||||||
| 内容 | 大阪芸術大学博物館では、一昨年の開館以来、展覧会を開催することで大学が所蔵する多種多様なコレクションを紹介してきました。そして、それぞれの展覧会において、ワークショップ、シンポジウム、演奏会等、来場者の方々が参加・体験できる、総合芸術大学ならではの関連行事も開催してきました。 本展は、これまでの展覧会とは異なり、ひとつのコレクションだけを展示するのではなく、本学所蔵の主なコレクションからその代表的な作品・資料を選び、一堂に展示します。各コレクションとその成り立ちを、本学の学科構成を中心にした歴史を交えて紹介することによって、来場者の方々に総合芸術大学へと発展していった本学の拡がりを感じ取っていただくとともに、当館の今後の方向性とその可能性を紹介していきます。 |
||||||||
| 出品内容 | ヨーロッパ構成主義版画・ポスター、ポーランド・ポスター、ワールド・プリント・コンペティション入賞作品、アンリ・カルティエ=ブレッソン、岩宮武二、現代ガラス、蓄音機、おもちゃ映画等の各コレクションからその代表的なもの約70点 | ||||||||
|
| 「本学ゆかりの作家による絵画・版画展」 | |||||||||||||
| 内容 | 本学の美術教育の歴史は、1955年に開設された「大阪美術学校」にさかのぼることができます。ついで1960年には「浪速短期大学」にデザイン美術科が開設され、さらに1964年には関西で初の美術系私立大学として「浪速芸術大学」が開学しました。その2年後には「大阪芸術大学」と改称し、現在に至っています。このように本学が発展してきた時期には、戦前の美術界にあった権威的なシステムから、より自由な活動を求めた美術団体が多く生まれ、さらにそれらの団体の枠を超えて、新しい表現を追及する動きが活発になっていました。その様々な創作の最前線にいた美術作家たちが本学の教壇にも立っていきます。彼らは、自らの作家活動を通じて、その後の美術界を担う作家たちを育ててきました。 本展では、本学で指導にあたった数多くの作家たちの中から、鍋井克之、松井正、伊藤継郎、津高和一、池田正三、泉茂の6人の絵画および版画作品を、所蔵品より紹介いたします。彼らはその創作の手法も方向性も異なりますが、ほぼ同じ時期に大阪芸術大学で教鞭をとり、互いに刺激しあっていました。その作品の多彩さから、本学で育まれた創造の自由をも感じていただければと思います。 |
||||||||||||
| 出品内容 | 鍋井克之、松井正、伊藤継郎、津高和一、池田正三、泉茂(生年順)による、絵画・版画 14点 | ||||||||||||
|
|||||||||||||
| 関連行事 | ■「収蔵庫見学ツアー」 ※要申し込み 常設展示の関連催事として、当館所蔵の美術・造形作品が収められている収蔵庫の内部を見学していただくツアーを開催いたします。 博物館の役割には展覧会を開催するだけではなく、人間の営みから生まれた多くの優れた文化遺産を、出来る限り制作当時のコンディションで後世へ伝えるというものがあります。その現場としての収蔵庫をご覧いただき、表には見えない博物館の仕事を知っていただければと思います。また2000点を超える収蔵品から梱包を解いて、一部の作品も紹介します。 是非この機会に、博物館の裏側をのぞいてみませんか? 実施予定日時 : 1月14日(水)、16日(金)、19日(月)、2月4日(水)、6日(金) 各日12時30分〜、15時00分〜(約30分程度) 会場 : 美術品収蔵庫(芸術情報センターB1F・地下展示室隣) |
| 蓄音機とレコード ホームエンターテインメントのはじまり | |||||||||||
| 内容 | 本学が所蔵する蓄音機とレコードのコレクションには、蓄音機とレコードが一般家庭用として発売されだした1890年代後半から1950年代までの、エジソン、ビクター、コロムビアなど、主要なメーカーのものが年代順に揃っています。今回は、1896年から1912年までの主な蓄音機24台と、その時代の様々な形をしたレコード約15点を紹介します。音を記録し再生できる物珍しい機械でしかなかった蓄音機が、自由に音楽を聴くことができる娯楽の道具としてどのように家庭に受け入れられていったのか。また、なぜ円盤式蓄音機が残り、円筒式蓄音機が廃れていったのか。実際の蓄音機とレコードを見て、触れていただくことによってそれらの点を知っていただく機会にしたいと思っております。 なお、会期中には関連行事として、蓄音機でのレコード再生の実演や体験、エジソンの円筒式蓄音機を使い、当時と同じ方法で円筒レコード(蝋管)に録音し再生する実験を行います。 |
||||||||||
|
|||||||||||
| 関連行事 | 申込不要/参加費無料 ■蓄音機を聴こう 会場にて、円筒レコード(蝋管)、円盤レコード(SP)を蓄音機で再生します。 |
| 「洋風」の原点 ヴォーリズがのこした建築図面 | |||||||||||||
| 内容 | 1905年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William
Merrell Vories, 1880-1964)は、アメリカから滋賀県の近江八幡へと宣教のためにやってきました。以後、亡くなるまでの59年間にわたって近江八幡に暮らし、建築家として各地に数多くの洋風建築をのこしました。関西では、アール・デコ装飾が華麗な大丸大阪心斎橋店や、美しいキャンパスを誇る関西学院、神戸女学院などが代表的なものとして広く知られています。住宅や教会、商業建築、そして学びの空間を構想するキャンパスデザインなど、彼はさまざまな建築をてがけましたが、その多くは数十年という時を経たいまも現存し、日本の暮らしと風景の中に溶け込んでいます。 ヴォーリズがのこした膨大な建築図面は、現在大阪芸術大学に保管されています。本展では、その中から関西の建築物を中心に図面約60点を選び、西洋式の建築を日本の風土にあわせて新しい生活を提案した、ヴォーリズの業績を紹介いたします。また、数々のエピソードに垣間見られるヴォーリズの人物像も織り交ぜながら、彼の目指したものは何だったのか、そしてその思想はどのように日本に根づき、今の私たちの暮らしに息づいているのかを建築図面の中に見てゆきます。 大正から昭和にかけて、日本人の暮らしが近代化される時期に大きな足跡をのこしたヴォーリズ。今あらためてその手描きの図面をひもとき、彼が私たちにのこしたものを感じ取ってください。 |
||||||||||||
| 出品建築 | (大 阪) 大丸大阪心斎橋店 日本基督教団 大阪教会 ウイルミナ女学校(現・大阪女学院) プール学院 (滋 賀) 近江ミッション住宅 ヴォーリズ夫妻邸(現・ヴォーリズ記念館) 豊郷小学校 (京 都) 矢尾政レストラン(現・東華菜館) 駒井家住宅 (兵 庫) 関西学院 神戸女学院 (熊 本) 九州学院 (ソウル) 梨花女子大学校 |
||||||||||||
|
|||||||||||||
| 関連行事 | 申込不要/参加費無料 ■シンポジウム 「ヴォーリズの人と建築」 と き: 10月25日(土)午後3時〜5時 ところ: AVホール(芸術情報センター地下1階) パネリスト: 藤森照信 (東京大学 生産技術研究所教授) 芹野与幸 (株式会社 一粒社ヴォーリズ建築事務所 経営管理室長) 狩野忠正 (大阪芸術大学 環境デザイン学科長・教授) 司会: 山形政昭 (大阪芸術大学 建築学科教授) ■ギャラリートーク と き: 10月1日(水)、9日(木) 両日とも午後3時〜午後3時30分 ところ: 展示ホール(芸術情報センター1階) 講 師: 山形政昭(大阪芸術大学 建築学科教授) |
| 「ヨハン・アルデンドルフの世界 −愛と苦悩、そして音楽」 | |||||||||||
| 内容 | ヨハン・アルデンドルフ(Johan Aldendorff, 1924-)は、オランダに生まれ南仏で作家活動を行いました。彼の作風は、コンテ鉛筆のみの緻密なドローイングと、幻想的ともいえる彼独特の表現方法によって、物語性に富んだモノクロームの世界を確立しています。関連行事として展示会場を中心にコンサートを各種開催し、彼の作品と結びついた音楽との関係を探っていきます。 |
||||||||||
|
|||||||||||
| 関連行事 | 来聴自由 ■「ホールコンサート」 6月17日(火)12:30〜13:15 芸術情報センター1階 アートホール 河野正孝教授他3名によるバロックアンサンブル ■「ミニコンサート」 6月24日(火)、27日(金)12:30〜13:00 芸術情報センター1階 展示ホール 24日(火):青砥 華 教授によるバイオリン 27日(金):管楽器学生によるユーフォニウムアンサンブル ■「ギャラリー トーク」 6月27日(金)13:00〜13:30 |
| 「絵本どうぶつえん −関西の作家による絵本原画展」 | |||||||||||||
| 内容 |
関西在住の画家や絵本作家11名による、動物を主人公とした絵本の原画約80点と、それらの原画からつくられた絵本をあわせて紹介いたします。会期中には、絵本づくりのワークショップや、絵本のよみきかせ・朗読なども開催。絵本コーナーでは約100冊の絵本を自由に読むことができるなど、絵本の魅力を十二分に楽しめる展覧会です。ぜひご覧ください。 |
||||||||||||
|
|||||||||||||
| 関連行事 | ■ワークショップ (絵本づくり) 6月23日(月)、28日(土)12:30〜14:30 定員20名 (参加受付は終了しました。) 講師:駒原みのり非常勤講師 ■よみきかせと朗読 参加自由 よみきかせ: 6月19日(木)、7月3日(木) 12:40より(両日とも) 辰己義幸非常勤講師 朗読: 6月27日(金)12:40〜13:00 6月28日(土)11:00〜11:30 7月 4日(金)12:40〜13:00 信国輝彦氏(役者・放送学科アナウンスコース卒業生) |
| 「工芸学科ガラス工芸コース設置記念 現代ガラス所蔵品展」 | |||||||||||||
| 内容 | 現代のガラス芸術は、古代からの連綿と続いた歴史的な流れに一つの区切りをつけたものとして位置づけられています。1960年代前半に台頭した「スタジオ・グラス」運動によって、大量生産、機能性、分業という従来の商業的な要素を解体し、作家個人の理念を自由にガラスの中に含ませることが可能になりました。このことにより、ガラスはさまざまな技法を自由に用いることで多様な表現を生み出し、現代美術の1ジャンルとして確立しました。今回の常設展示では、今春より本学工芸学科にガラス工芸コースが設置されたことを記念して、本学が所蔵する現代ガラス作品約40点を、「スタジオ・グラス」の作家を中心に、2期に分けて公開します。 |
||||||||||||
| 出品内容 | 本学が所蔵する現代ガラス作品約40点を、「スタジオ・グラス」の作家を中心に、2期に分けて公開 | ||||||||||||
|

「ヨーロッパ/ポートレイト」
「アメリカ・メキシコ」 








