DINING RENOVATION 3大学合同デザインコンペ優秀作品展が学内で開催されています。 この展覧会はセック株式会社、千葉工業大学、広島工業大学と本学が主催となり先に行われたデザインコンペティションの優秀作品32点を展示しています。 テーマは「Dining Renovation-Go Back to the Basic」。外食シーンの空間リノヴェーションの提案です。「リノヴェーション」って何?という方も多いかと思います。よく住宅などの場合には「リフォーム」という言葉を使いますが、建築物などの改造・改築などをさす場合には「リノヴェーション」が正しい英語での表現なのだそうです。 このコンペティションでは「空間デザイン部門」と「ファニチャーデザイン部門」があり、大学生ならではの自由な発想に基づく良く考えられた作品ばかりでした。アイスクリーム屋さんのための椅子だったり、一人だけでも鍋を楽しめる「鍋BAR」の提案だったり、プレゼンテーションもカッコイイ作品ばかりでした。実物大の模型を展示していて目に付いたのは、日陰茶屋の赤い毛氈が敷かれた椅子をイメージしたベンチ。ファニチュア部門賞の「winch」という作品です。完成度が高いです。 最優秀賞は、大阪芸術大学デザイン学科の山下佳宏さんの作品「border『利用者が席を創る飲食店』」という作品です。これも提案の核となる作り付けの家具の一部分が実物で展示されています。これを見れば「アァ、なるほど」と提案の内容が一目でわかります。 実はこの展覧会、3月20日に新宿パークタワーで行われた作品展の巡回展です。会場内奥にはそのとき同時に行われたデザインフォーラム「NEXT FIND」の様子が映像で流されています。そのときには喜多俊之先生の基調講演もあったようです。
今回のテーマの中にある「Go Back to the Basic」。リノヴェーション提案の前提として「小手先の改善ではなく、今一度、原点に立ち返ることを発想の起点とした」と趣旨が語られています。デザイン活動の中で大切な「原点に立ち返る」ということを課題として経験できる機会は非常に有意義です。こんな経験を繰り返して皆さん成長していかれるんですね。