アートイベント(学内)

2007年10月04日

ハチアワセ

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昨日に引き続き、体育館ギャラリーの展覧会レポートです。テキスタイル・染織コース3年生8名によるグループ展「HACHIAWaSE-ハチアワセ-」

染あり、織あり、着物あり、写真あり、グラフィクデザインあり、イラストレーションありと様々な表現、作風違うの作品を見ることができます。規模の大きな展覧会ではありませんが、タイプの違う作品を一度に見ることができなかなかワクワクできます。

赤・青の染料で描かれた一見、立体視できるような作品もありますが、赤青セロファンのメガネは会場にありません。聞いてみたところ立体視用の作品ではないそうですが、もし個人的に持ってらっしゃる方がいれば、見えるかどうか試しに行って見て下さい。

テキスタイル・染織コースの出身者にはあの「ZanPon」さんもいます。
http://www.digmeout.net/artist.cfm?id=93
この展覧会の8人の中からまたdigmeoutでブレイクするアーティストが登場するんじゃないか、そんな期待を込めて見させていただきました。

今年度の大学オリジナルTシャツの中で人気の高かった黒のTシャツをデザインされた垂谷さんもテキスタイルデザインを専攻し卒業した方です。

次回のTシャツデザインにも期待できそうな精力的な活動をしている学生さんがいることが確認でき、個人的に期待が膨らんでおります。
「これがT-シャツになったら着てみたいか」、最近ついついそんな目線で作品を見てしまいます。

みなさんも自分なりの目線で作品と向き合ってみて下さい。
展覧会は明日10月5日(金)15:00までの開催です。

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2007年10月07日

大宝地区 子供と住民のための 大阪芸術大学コンサート

蝉時雨がいつの間にか鈴虫の鳴き声に変わり、日ごとに秋を感じさせる頃となりました。

さて、今回は、本学3号館ホールで開催された
大宝地区 子供と住民のための 大阪芸術大学コンサート」を紹介したいと思います。

本学の近隣にある「大宝地区」は、南河内郡河南町の南部に位置し、
近つ飛鳥」とも呼ばれる、歴史的な地区であります。
このコンサートは、その大宝地区の住民の方々をお招きして、
毎年、秋の訪れと共に開催されるこのコンサートは、
おなじみのポピュラー音楽からクラシックまで、
気軽に音楽にふれて楽しんで頂けるような内容となっています。 
学生たちが奏でるメロディ、地域の方々の温かいまなざし。
その両者が響きあうコンサートです。
当日、お越しになれなかった方へ、
このコンサートの魅力を少しでも感じ取って頂ければ幸いです。
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開演前、会場には、すでに多くの子供たちや住民の方々が集まっていました。
一般的にクラシックの演奏会というと、かしこまった、かたぐるしい雰囲気なのですが、
今回のコンサートは、メンバー自身によるアレンジで、ディズニーの名曲から八木節など、
子供から大人まで十分に楽しめる企画でした。

午後2時開演
演奏学科3回生の茂山さんの司会で
最初のプログラム「木管五重奏」が始まりました。
ミッキー・ミニーに扮したメンバーが、フルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットを奏でます。
曲の合間には、楽しいお芝居もあったりで、観客の笑いを誘います。
まるで漫才のようなトークに、会場の雰囲気はどっと盛り上がりました。

次のプログラムは、「クラリネット四重奏
びったりと息の合った演奏がこの季節にふさわしい秋のメロディーを奏でます。
クラリネットの温かい音色に会場全体が心地よい雰囲気に包まれました。

続いては、「サクソフォーン四重奏
お父さん・お母さん世代には懐かし「ピンクパンサーのテーマ」が、
子供達には、ドラえもんのテーマやとなりのトトロより「さんぽ」が演奏されました。
そして、おなじみのドリフターズの「盆まわし」の演奏で締めくくられました。

さらに続いて「打楽器アンサンブル
リズミカルな3台のマリンバを中心に
「March Humoresque」「大きな古時計」が演奏されました。
とても速いフレーズを正確に演奏するテクニックで聴衆を魅了していました。

そして、演奏会最後のプログラムは、「金管合奏
演奏学科森下次郎教授の指揮による総勢16名による金管アンサンブルです。
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イタリア民謡メドレー、星に願いを、八木節、サウンド オブ ミュージックと
こちらも、おなじみの曲ばかりが演奏されました。

以上、あっという間の1時間でした。
観る側と演奏する側が一体となって盛り上がることができ、とても楽しいひと時となりました。

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2007年10月09日

翼を持つような自由な心で描く

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写真左端:宮崎幸子さん 右端:末延國康先生
中央は展覧会の企画運営スタッフの在校生。
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現在、展示ホールにて「宮崎幸子展覧会-ありがとう-」が開催されています。

宮崎さんは、生後まもなく脳性小児麻痺になり重度の障害を抱えながらも現在、精力的に創作活動をされている和歌山県在住の水彩画家です。

寝たきりだった生活の中に「表現すること」という光を見つけて、描き続けてこられたたくさんの水彩画の作品の数々。絵は誰からも教わることはなく独学だそうです。

「表現すること、絵を描くことは、いったいどんな意味を持っているのか。今一度考え直してみるいい機会ではないでしょうか」と、この展覧会の企画をされた末延先生(本学で美術科指導法の授業をご担当)は、おっしゃっています。

本日(9日)に宮崎さん本人が会場にお見えになり、創作活動に込めた思いと在校生へのメッセージをお話いただきました。

宮崎さんは作品を「自分の子供」のように思っているそうです。
「みなさん(の中に)は、上手になりたい、有名になりたいそんな思いで、絵を描いている方がいらっしゃるかもしれません。(私は)生を授かり生きている、この思いを絵で表現したいと思っています。どんなへんなデッサンでも、ヘタクソ(なデッサン)でも、生まれてきた限りは最後まで仕上げてあげたい。」
とても胸にしみる言葉でした。
「描ける喜び=生きる喜び」。普段の自分の生活の中では気付くことがなかった価値観でした。

宮崎さんの好きなものは「鳥」と「亀」と「さだまさし」さん、なのだそうです。ご自宅のアトリエは小鳥のさえずりが賑やかな環境のようです。

宮崎さんの描かれる作品には大好きだとおっしゃっている鳥などの動物、色鮮やかな草花、女性像が多く描かれています。
特に鳥を描いたものが多いのは、障害のため旅行するのが困難なこともあり、作品を通じて自分が鳥のように自由になり、広い世界を旅するからなのだそうです。
「亀」に関しては、「スピード化のこの時代ですが、障害者はゆっくりしか進めない。亀の歩く姿に『確実に生きる』ということを感じている」のだそうです。
どちらも素敵なお話でした。(ちなみに「さだまさし」さんに関しては歌詞が気に入っているそうです。)

初めて作品を見せていただいたときに思いましたがイメージ通り、心にけがれのない作家さんです。

右手の小指と薬指だけで筆を握り描かれた作品とは思えないほど表情豊かな描写とやさしい色彩の宮崎さんの作品。「身体に障害はあっても心は自由。何かにつまずき、葛藤を抱えている人の励みになれば」との思いで描き続けてこられたそうです。

「素敵な才能を持って、すばらしい先生に導かれ学んでいることを大切にしてください。人それぞれ人生が違うと思うので、自分の選んだ道をまっとうしてほしいと思います」というメッセージが集まったが在校生に伝えられました。

今、ブログの記事を書いている私の葛藤。
「このように活字にしてしまうと宮崎さんの本当のメッセージが伝わらない。」
宮崎さんは一つの作品の中にたくさんの思いとメッセージを込めて制作されているそうです。
そのメッセージは皆さん直接会場で感じ取ってください。

展覧会は芸術情報センター展示ホールで10月12日まで開催中。

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2007年10月10日

モーツァルトで脳内活性!?

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昨日の雨はどこへやら、今日はすっかりお天気になりました。1010日(数年前までの「体育の日」)は1年の内で最も晴れの日が多いとされていますが、まさしくその通りですね。

さて、本日は学内で行われた演奏学科声楽コースの4年生による声楽コンサートの様子をご紹介致します。

お昼休みの1時間の間に実施されましたので、他学科と思われる学生や先生のお姿も見受けられました。歌い手とピアノ演奏者の2人1組で2曲ずつ順番に全4組が演奏されました。ちなみに今回の演奏者は全員女性でしたね。

どのような曲が演奏されたのか、ここで一部ですがご紹介致しましょう。

モーツァルト
♪「フィガロの結婚」より ケルビーノのアリア 恋とはどんなものかしら
Alma grande e nobil core K.578偉大な魂、高貴な心を
♪「ドン・ジョヴァンニ」よりツェルリーナのアリア いとしい人、その痛み

グノー
♪「ファウスト」より ジーベルのアリア 彼女に私の気持ちを伝えて

フォーレ
♪夢のあとに

彼女たちの声量の大きさ、その迫力にただただ感心するばかりでした。又、歌い終えた後の笑顔がとても印象的でした。このようなコンサートは声楽コースに限らず定期的に行われています。近々、別のコースも取り上げる予定です。
乞うご期待。

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2007年10月12日

自分が感じたことを自由に素直に表現すればいい

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世紀のダ・ヴィンチを探せ!”をテーマに募集した本学主催の「国際アートトリエンナーレ2007」および「高校生アートコンペティション2007」ですが、最終審査日が近づきいよいよ各賞が決定します。

今日はそれに先駆け、今回審査をしていただくパリ・ポンピドウセンターのキュレーターであるロマン・ラクロアさん、ファッションデザイナーのコシノヒロコさんの講演会、そして、「現代美術と世紀のダ・ヴィンチを探せ!展」と題してのパネルディスカッションが開催されました。

会場へ入った時には、もう学生の熱気でいっぱいで開催時間前に立ち見の人が出始め、急遽椅子を追加するほどの大盛況でした。

ロマン・ラクロアさんの講演は、当然ですがフランス語なので通訳を交えて、時代の新しい息吹とともに生まれたポンピドゥセンターについて、フランスの歴史や美術館の歴史などに触れながら語られ、とてもアカデミックな講演でした。

 

コシノ・ヒロコさんは、色々な分野を手がけることで、刺激を受け、そして新しいアイデアが生まれるというお話では、まさにご自身をダ・ヴィンチ的と称され、ファッションデザインでは、縫う・切るだけではなく面白いテクニックの可能性に常に取り組んでいる様子をご自身の作品をスライドで投影しながら話され、発想の自由さ、柔軟さを感じました。時代を感じる触覚を持ちながら、自分が感じたことを自由に素直に表現すればいいというお話には、きっと励まされた学生も多かったのではないでしょうか?最後におっしゃった「努力することを忘れはしません」という一言もとても印象に残りました。

さて、厳しい審査の結果、“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”大賞に輝くのはどのような作品でしょうか?12月3日(月)→22日(土)には、本学芸術情報センターにて、その受賞作品による展覧会を開催します。是非、皆さんも観に来てください。

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