過去のご質問をQ&A形式でご紹介します
建築学科
Q.
建築学科についてですが、説明では「工学部と違ってソフト面を重視する」だとか「美しさを追求する」とありますが、カリキュラムを見ると工学部の建築学科とどう違うんだろう?と感じてしまいます。学ぶ事で工学部の建築学科 と具体的には何が違いますか?教えてください。
A.
建築というものを「工学」ととらえるか「芸術」ととらえるか、という大きなお話になりそうです。まず、カリキュラムに関しても、1年生の時に必須科目として「造形基礎演習」という科目を置き、造形に対する基礎教育を行っている部分が工学部系の建築学科と違う点ではないでしょうか? また、大きく違う点は、入学試験の違いでしょう。恐らく、他大学の工学部に属する建築学科は物理や数学の学力試験があり、一部、小論文などの試験科目を課す学校が多いと思います。 その点芸術系の建築学科では物理や数学、小論文を課す以外にデッサンや塑造の試験を課す学校があります。この違いは大きく、大学の教員に芸術の先生がおられるかどうかという違いをあらわしているのではないかと思います。この点で大阪芸術大学の入学試験では、適性実技としてイメージデッサンがあり、この段階で立体を構成すること、イメージを表現すること、という適性をみています。また大阪芸術大学の建築学科を卒業になられた場合でも、卒業後2年間の実務経験を経ると一級建築士の受験資格があります。他大学でもこういったシステムになっている場合、一級建築士の試験における学科試験の出題範囲を在学中にある程度学ぶことになります。建築の歴史に関すること、建築の法規に関すること、建築の設備、建築の構造力学など様々な内容がありますが、これらの科目が他の工学部系の大学のカリキュラムにも含まれているため、カリキュラムが似たりよったりするのではないでしょうか。