大阪芸術大学は昭和39年に浪速芸術大学として開学され、2年後昭和41年に大阪芸術大学と校名変更、今日に至っている。開学当初、芸術学部に美術学科とデザイン学科の2学科の編成であったが、昭和42年以降学科増設をおこない、昭和49年に現在の14学科編成となった。大学院においては、平成7年より芸術文化研究科(博士課程前期・後期)、平成9年より芸術制作研究科(修士課程)を設置。そして平成13年4月には新たに通信教育部を開設した。キャンパスは南河内の丘陵地にあり、敷地約24万平方メートル。ここに0号館から32号館まで、学科棟・スタジオ棟・工房棟などが点在し、芸術の総合大学というにふさわしい魅力あるキャンパス空間を現出している。教学の基本コンセプトは(1)自由の精神の徹底、(2)創造性の奨励、(3)総合のための分化と境界領域の開拓、(4)国際的視野に立っての展開、(5)実用的合理性の重視の5項からなる建学の理念にもとづき、現代の芸術にアクチュアルな創造と教育の場を実現することにある。開学以来、芸術分野第一線の作家たちを糾合した教育体制が大きく実を結び、卒業生に多数の作家、アーティストを輩出している。また、アメリカ美術大学協会(AICAD)加盟大学のほか、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、それに中国、韓国などアジアの大学との交流も活発で、海外で活躍する卒業生も多い。そのほか、キャンパスのいたるところで常時、学生たちや教員の作品展、音楽会、映画上映、学内公演などが開催されており、また一般への公開講座も多く、キャンパス全体がもっとも先端的な芸術活動の磁場となっていることも大きな特色である。スクールカラーは、自由闊達にして反骨精神旺盛、既存の権威に促われない在野の気概にあふれ、芸術系の大学のなかでも世評高い独自の学風を形成している。