毎年5月に、国指定重要文化財の大阪市中央公会堂で開催される「オオサカデザインフォーラム」。デザイン学科7コースの全学年が参加するイベントで、ゲストの選定からポスターの制作、当日の会場運営まで、学生が主体となって担うのが特徴です。
12回目を迎える今年は「D% それが世界を変える可能性」と題し、デザイン界で活躍するゲストとともに、日々進化するデザインの可能性を考えました。
津軽三味線奏者の柴田雅人氏によるオープニングパフォーマンスで幕を開けたこの日。 メインゲストとして登壇したのは、グラフィックデザイナーの廣村正彰氏と、東京大学教授でデザインエンジニアの山中俊治氏。
さらに、本学科出身のクリエイターチーム「透明回線」による講演や、プロダクトデザイナーで本学科教授の喜多俊之先生を交えたトークセッションも催されました。
デザインフォーラムは第一線で活躍するクリエイターから刺激をもらえる、まさに出会いの場。さらに、学生たちが自らイベントを作り上げることで、コミュニケーション能力を培うこともできます。「デザインフォーラムという恵まれたチャンスを最大限に生かし、大いに羽ばたいてほしい」と、喜多先生。この日は閉会後にパーティーも催され、ゲストと学生たちが懇親を深めました。