あべのハルカス美術館で開催される美術展覧会に合わせて実施してきた「大阪芸術大学Art lab.」。高校生と一緒にさまざまなアート作品を制作することを目的に、これまで新印象派、トーベ・ヤンソン、ジョルジョ・モランディなどの手法に挑戦してきました。そして6回目を数える2016年は、あの天才パブロ・ピカソに挑むことに!
約50名の高校生と美術学科の学生たちが参加した今回のセミナー。初日は美術館を貸し切ってピカソの名画を鑑賞、そして残りの2日間で「人物写真のパネルを使い、その半身にアートを施す」という課題にチャレンジしました。
パネルの好きなところに境界線を一本引いた後は、各自が自由な画材・手法を用いて制作に着手。絵具でひたすら描く、雑誌や新聞を切り抜いてコラージュする、と表現方法は多種多様です。それだけに、それぞれの表現したいことが顕著に現れる作品が出揃いました。