2016年から2017年にかけて、年をまたいで大阪の堂島リバーフォーラムで開催された『Music Festival, teamLabJungle』は、光と音の演出によるまったく新しい参加型音楽フェスティバルとして大きな評判を呼びました。大阪芸大の学生たちがさまざまに参加して盛り上げた、この“未来の音楽フェスティバル”が東京の渋谷ヒカリエへと場所を移し、さらなるバージョンアップを遂げて、『チームラボジャングル』として開催されました。
これは、「チームラボジャングル」と「学ぶ!未来の遊園地」という2つのイベントが楽しめるもので、「チームラボジャングル」では大阪芸大の学生たちが活躍。場内の観客を誘導しながら場を盛り上げる「キャスト」と呼ばれる役割を、大阪での経験を活かしながら東京から関わる新メンバーへと引き継ぎました。
親子で楽しむ昼の「Kids Noon」、アダルトな装いでクラブ空間を思わせる夜の「Art Night」。「チームラボジャングル」は、昼と夜とではがらっと趣きが変わります。大がかりな舞台装置を使うことなく、光と音によるダイナミックな演出だからこそ、昼夜でまるで違った幻想空間を生み出すことが可能になります。動物のお面をかぶったキャスト役の学生たちも昼は白衣、夜は黒衣に身を包みながら、それぞれの時間を見事に演出しました。