大阪芸術大学舞台芸術学科特別公演「ハムレット」

こんな「ハムレット」見たことない!?
役者もスタッフも全身全霊で挑んだ大舞台

舞台芸術学科3年生たちによる特別公演が、昨年に続いて兵庫県立芸術文化センター中ホールで開催されました。演出を務める舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生は、大阪芸大に在学中の1980年に南河内万歳一座を旗揚げして、いまや日本の演劇界を代表する存在となっています。
そんな内藤先生が演出する「ハムレット」は、なんとパジャマ姿のキャスト達がふとんを持って集まってくるところから舞台が始まりました。シェイクスピアの世界を現代につなぐ「六畳一間の男」という登場人物が設けられたり、舞台の進行とともに主人公のハムレットの役回りが変化していくなど、誰も見たことがないようなハムレットの舞台となりました。

役者が登場する装置ともなった可動式の押し入れ、衣装や小道具などは、舞台美術コースの学生たちが制作を担当しました。めりはりの効いた照明や音響は舞台照明コース、舞台音響効果コースの学生たちによるものです。演技演出コース、ミュージカルコースの学生たちは、オーディションと稽古を繰り返しながら内藤先生が配役を決定。ハムレット、ガートルード、クローディアス、オフィーリアといった主要な登場人物だけでなく、アンサンブルとして出演した多くの学生たち一人ひとりに目を配った内藤先生の演出により、大きな一体感を伴った舞台が実現しました。2日間ともに大入りとなった大観衆の前で、新鮮なハムレットの世界を表現してみせた舞台芸術学科3年生たち。演出はもちろん、舞台に関するすべてを学生自身が手がける卒業公演では、どんな舞台を見せてくれるのでしょうか。未来の舞台を担っていく学生たちの成長から目が離せません。

Interview

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