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クリスマス・ポップスコンサート 2016 クリスマス・ポップスコンサート 2016

演奏学科 / イベント
2016/12/21

クリスマスシーズンをポップに、
そして熱く盛り上げる!

大阪のクリスマスシーズンを盛り上げるイベントといえば「OSAKA光のルネサンス」ですが、この期間中に演奏学科によって開催される「クリスマス・ポップスコンサート」には開場前から長蛇の列ができました。

このステージに立つために、学内オーディションを戦い抜いてきた演奏学科ポピュラー音楽コースの学生たち。普段からライブハウスなどでステージ経験を重ねていることの多い彼らですが、国の重要文化財にも指定されている中之島の大阪市中央公会堂が会場ということで、おのずと気合いが入ります。


プロ顔負けの迫力で歌唱・演奏する学生たち。ロックやポップスのコピーはもちろん、ビッグバンドやアカペラでのクリスマスソングやジャズのカバー、さらにはオリジナルソングまで、多彩な演目が披露されました。拍手と歓声に湧く観客席。こうしたオーディエンスの反応こそ、彼らにとって最高のクリスマスプレゼントになったことでしょう。

Interview

演奏学科 ポピュラー音楽コース
武田 華帆さん

私、大阪芸大で声の出し方を変えたんですよ。歌手になるのが昔からの夢で、ヴォーカルレッスンに通ったり、高校生になってからは路上ライブもするようになりました。でも、途中で声が出なくなってしまって。それでも夢を諦めたくなくて大阪芸大へ。そこで先生から、声の出し方そのものを変える指導を受けたんです。そしたら無理に声を絞り出さなくても歌えるようになり、自信を取り戻すことができました。そういった技術的なことだけでなく、先生たちには曲に想いをこめる大切さも教えていただき本当に感謝しています。<br>はじめての出演となったクリスマス・ポップスコンサートでは、オリジナル曲を弾き語りました。ライブ活動をするなかで出会ったお客さんたちへの感謝の気持ちを込めてつくった曲なんですが、出演選考オーディションを通過したときは「うそぉ!」と思いました。先生によれば、オリジナル曲を評価いただけたとのこと。中央公会堂という神秘的な空間で歌えるなんてなかなかない経験ですから、チャンスをいただけてすごくうれしいです。<br>もしよかったら私の歌を聴きに来てください。大阪城ホール周辺で弾き語りしているので、ぜひ!

演奏学科 ポピュラー音楽コース
戸嶋 友祐さん

クリスマス・ポップスコンサートではドラマーとして2曲演奏しました。うち1曲は、自分でつくったオリジナル曲。4年生の自分にとって最後のクリスマス・ポップスコンサートだったので、なんとかオリジナルで出演したいと思って3日間で仕上げたんです。キーボードやギターソロの難易度が高くて、メンバーに弾きこなしてもらうまでが大変でしたね(笑)。<br>そもそも作曲には中学生の頃から興味があったのですが、1曲を完成させられるようになったのは大学3年生の冬でした。大阪芸大で音楽理論を学んだこと、そしてこの大学の環境があったからこその賜物だと思います。とにかく大阪芸大は自由度が高い! どんな音楽をやろうが自由だし、機材も充実している。たとえばポピュラー音楽コースのメイン校舎には、どの教室にもグランドピアノが設置されていて、自由に練習できるんですよ。そこで少しずつピアノを練習してきたことが作曲力の向上につながりました。また、キャラクター造形学科アニメションコースの学生が制作したアニメにBGMをつける授業があったのですが、絵にあわせて音をつけていくって普通だったらなかなかできない体験ですよね。最近ヒットした某アニメ映画でも、音楽が映像を何倍にも引き立てていましたし、そういった音楽の可能性を実践的に知ることができました。<br>チャレンジする環境とチャレンジする舞台、その両方が整っているのが大阪芸大のいちばんの魅力。ここでの経験を糧に、卒業後は作曲家として、BGMをつくることを仕事にしたいと思います。

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