芸術計画学科の特徴的な取り組みのひとつに現場演習があります。実際のイベントにスタッフの一員として参加し、イベントを運営するうえで必要とされるノウハウを身につけます。2017年度最初の現場演習となったのは、NYタイムズで「日本に行ったら行くべきイベント」と紹介された「’17食博覧会・大阪」。1年生全員と2・3年有志メンバーが参加し、受付、店舗での簡単な清掃や接客、案内、一般客の誘導、アナウンスなど、さまざまな業務を体験しました。1日平均5万~6万人もの来場者が訪れるため、不測の事態に備え、学生たちは特別研修でAEDの操作方法を受講。現場でお客さんから上がってきた意見やクレームについては、閉館後のミーティングで情報を共有し、予防策を講じました。一般ユーザーから生の声を直接聞けることはとても貴重な経験です。将来、自分たちがイベントを主催する際には、こうした現場演習の経験を活かして、顧客満足度の高いイベントの企画・運営することができるはずです。