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Information
アート・展覧会 芸術活動 学生・卒業生

前川朋子・宮脇慎太郎写真展「双眸 —四国より—」

2022.04.28

【出展者】

前川 朋子

宮脇 慎太郎(大阪芸術大学写真学科卒業生)


【会場】

会場:gallery 176(ギャラリー イナロク)

大阪府豊中市服部元町1-6-1


【会期】

2022年5月20日(金)〜5月29日(日)

※休廊日:5月25日(水)、26日(木)


【開廊時間】

13:00〜19:00


【開催概要】

私が生まれ故郷である四国で活動をはじめて7年になります。

前川さんとは、石川直樹さんが講師を務めるアーキペラゴ写真学校を通じて知りました。結婚を機に四国へと移り住み、自身の家族や身近な風景の撮影を続けていらっしゃいます。宮脇さんとは、四国で生まれ育ち、東京で写真を学び、そして郷里へ戻ってきて活動を行っているなど共通点が多く、必然的ともいえるように写真のこと、地方での活動のことなどを話すようになりました。

前川さんの、日常や家族を通じて自身とその世界を再発見するかのような視線。宮脇さんの、自身がいる場所への発見と礼賛の姿勢。四国での日々が、東京や都市に対するアンチテーゼとしてではなく「いま、ここ」の瞬間の堆積、「わたし」たちの価値観として存在していることを再認識させてくれます。


gallery 176 木村孝


【作品説明】

2015年から、徳島の風景と自分の娘を撮影し続けている。些細な日常の写真が、様々な感覚や記憶を想起させ、最も身近な他者である娘とわたしの、互いに異なる経験や記憶を結ぶプラットホームとなり、その経験と記憶を育てていく手がかりとなる不思議。今の集積である写真を見返し纏めるという試みの連続が、新たな発語の獲得に繋がりやがてそれらが呼び水となり、周縁の溢れた言葉の数々と共鳴し「ここにいる」という不確かな表明を揺れながらも照らしうると淡く願っている。