nomoco Disassembly Rhythm
【出展者】
nomoco(デザイン学科卒業)
【会期】
2025年9月11日(木) -10月4日(土)
12:00 - 18:00
休廊日:日・月・祝
※Tennoz Contemporary 開催中の9月14日(日),15日(月・祝)は特別開廊
【会場】
YUKIKOMIZUTANI
(東京都品川区東品川1-32-8 Terrada Art ComplexⅡ 1F)
Web:https://yukikomizutani.com/japanese/
【内容】
YUKIKOMIZUTANIでは9月11日(木)から10月4日(土)まで、nomocoによる個展「Disassembly Rhythm」を開催いたします。
nomocoは福岡県生まれ、セントラル・セント・マーティンズ修士課程を修了後イラストレーターとして活動。これまでロンドン、ミラノ、メキシコシティ、ニューヨークなどで個展・グループ展をおこない、自然や音から受けるインスピレーションを元に、インクの不規則な動きを利用して創作を続けてきました。
YUKIKOMIZUTANIで2度目となる本展は、彼女がイラストレーターとして発表してきた作品の一部要素を発展させた作品群で構成されますが、彼女自身の中にあった「Chaos」にフォーカスしそれらをオーガナイズしようとしていた前回の個展からさらにテーマを発展させ、自身を原子まで解体したい感覚や、その時に生まれるかたちやリズムに焦点を当てたと言います。それは混沌とした自身の内部を必死に整えようとしていた2年前に比べ、彼女に大きな変化が訪れたことを意味しています。
解体したり、並べたり、溶かしたり、滲んだり、重なったり、弾けたり。その様をインクを使って表現した新作の数々を発表いたします。
“ 私は去年、明るく賑やかな東京都心から緑の多い静かなロンドン郊外に引っ越しました。
毎日自然の要素に囲まれて過ごしていると、心身ともにゆっくりしていく自身に気付きました。
はじめは人格が変わってしまうのではと懸念しましたが、
自身を溶かし融合して自然の一部になってしまうのも悪くないと思いました。
新しい環境に溶け込むため、これまで整理してきたものをいちど原子レベルまで解体してみたい衝動に駆られました。
これまで生きていく上で、なんとか自分自身を整理整頓しようと努めてきたのに、今更解体しても良いのかと
躊躇しましたが、多分良いのだと思います。”
- nomoco
【nomoco プロフィール】
福岡県生まれ。1999年大阪芸術大学デザイン科卒業、2003年ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーション グラフィック&メディアデザイン科卒業。2005年セントラル・セント・マーティンズ コミュニケーションデザイン科 修士過程修了。
主な個展に2023年「Organising Chaos」(YUKIKOMIZUTANI/東京)、2025「Through The Window」(Pocko Gallery/ロンドン)。
【クライアントワーク】
Alaska Air, Alice and Olivia, Apple, Assouline, Audi, Barneys New York, Casa Brutus, Die Zeit, Harper Collins, Hodder & Stoughton, Kodansha, Loro Piana, Little Tiger Books, Mall at Milenia, Marc Jacobs, Moschino, New York Times, Nestlé,Nike, Penguin Books, NSPCC, Portbello Books, Puffin Books, Random House, Royal Shakespeare Company,Science Museum (uk), Simon & Schuster, the ABRSM, The Telegraph, The Guardian, Vintage Books, Volvo,The Nippon Foundation, The Wall Street Journal, The Washington Post など。他書籍多数。
nomoco website : https://kazukonomoto.com/