芸術計画学科では、実際の展覧会やイベントにプロデューススタッフとして携わり、実践的なプロデュ―ス力を身につける取り組みを積極的に行っています。今回、学生たちが参加したのは、イラストレーター・中村佑介氏の活動15周年を記念して大阪芸術大学スカイキャンパスで開催された展覧会。中村氏は大阪芸大の卒業生でもあり、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、小説『謎解きはディナーのあとで』の装丁画などでも知られる日本を代表するイラストレーターです。
注目したいポイントは、単に学生スタッフとして参加するだけではなく、企画段階から関われる点にあります。企画の前段階であるリサーチにはじまり、一部のウィンドウ装飾やオリジナルグッズのアイデア提案、最終的には検証作業をゴールとし、プロデュースに関する業務を一貫して経験しました。