演奏学科が開催しているオペラ公演。第38回目を迎える2016年は、モーツァルトが生涯の最後に完成させたオペラ「魔笛」に取り組み、オーディションを勝ち抜いた学生たちが高い歌唱力と演技力を披露しました。
「魔笛」といえばCMなどで聞き覚えのある「夜の女王のアリア」が有名ですが、この極めて高いソプラノの歌唱力が必要とされる夜の女王役から、ヒロインのパミーナやトリックスターであるパパゲーノまで、主要キャストを演じたメンバーは最上級生だけではありません。1年生、2年生、3年生までもが幅広く舞台に立っていたのです。これは、演奏学科声楽コース学生の成長力の高さを表していると言えるのではないでしょうか。