ヤバTに聞きたいことその3
ヤバT、これから先どうするんですか?
無茶をできるうちに無茶をしていく
—こやまさんはヤバTの活動とは別に、岡崎体育さんのPVを制作したり、アイドルに楽曲提供したりと、裏方の仕事もけっこうされていますよね。
こやま「僕、本業は裏方やと思ってるんですよ。映像つくったり、編集したり。岡崎体育のPVとかも大学のスタジオ借りてやることが多かったですね。でも、今は完全にバンドに夢中」
—しばたさんともりもとさんは大学生の頃は何学科にいたんですか?
しばた「私は映像学科にいて、就職活動とかもしたんですけど、結局バンドのほうが好きで今に至ってますね」
もりもと「僕は裏方の人になりたくて芸術計画学科を選んだんですけど、気づいたらこうなったみたいなところはあります」
—今後も今のスタイルは変わらずに続けていくんですか?
こやま「もう流れに身をまかせるしかないですよね、それは。どっちもうまいことやるっていうのは若さゆえの……」
もりもと「ゆえのなに?」
こやま「若いんで頑張らんと」
しばた「無茶できるうちにな!」
こやま「正直言うと、今このバンドは過大評価されてるなって思うときがあるんですよ。だからこそ、その評価に追いつけるように頑張らなあかんなって。ちょうど昨日ライブがあって、先輩に相談したんですけど、『自分たちもなんでこんなにお客さんが来てんねやろって思いながらやってたけど、続けているうちに自分の気持ちが追いついてきたからそのまま続ければ大丈夫』って言われたんで、先輩の言うとおりに頑張ろうかなと」
しばた「先輩のありがたいお言葉をそのままお借りしてな」
もりもと「結成当時からそうですけど、今のこのローカルな感じがしっくりきてるんですよ」
こやま「そこがヤバTの売りでもあるしな。僕ら学生ノリを忘れたら終わりだし、かっこつけたいなんて今のところ思ってないので、これからもやりたいことをやっていきたいですね」