コンサートのオープニングを飾ったのは、キーボードを担当する大橋真成さんが率いる「Get o Hep」です。ギターやパーカッションが演奏を始めると、赤いスパンコールのジャケットを身につけた大橋さんが颯爽と登場。舞台が一気に華やぎます。10人編成のバンドが、ブライアン・カルバートソンの「Get Up!」を熱演しました。
第2部は、27名からなる「OUA BIGBAND」の演奏で幕を開けました。楽曲は、ゴードン・グッドウィンの「A Few Good Men」。複数の楽器が束になる迫力のユニゾン、ギターやサックスの熱いソロ、会場を盛り上げるコーラスなど、ハイライトがたくさんある一曲です。オープニングにふさわしい華やかなパフォーマンスでした。
サンタクロースやトナカイの衣装でステージに上がり、会場を盛り上げるメンバーたち。
8番目には、4年生の天倉康介さんと小山俊平太さんのギターデュオ「たしなみストリート」が登場しました。2020年から活動を続けている2人。今回は、ベースとドラムを迎えた「たしなみストリートon the beat」としての出演です。ぴったりの呼吸で、天倉さんが制作したオリジナル曲「Dirty Thirty」を演奏しました。
12番目に登場したユニットは「もちもち」。中井遥斗さんがテナーサックスを吹き、大橋真成さんがピアノの伴奏をしました。披露された「How Great Thou Art」は、静かな曲調の讃美歌です。抑揚をつけた美しいサックスの音色で、会場は一気にクリスマスムードに。心を込めた演奏で、観客の心をしっかり掴んでいました。