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産学協同プロジェクト「映画大芸大の針路を取れ」 産学協同プロジェクト「映画大芸大の針路を取れ」

映像学科 / プロジェクト, 産官学連携, その他
2016/04/30

これまで地元テレビ局と組んで連続テレビ映画を8本制作してきた映像学科産学協同プロジェクト。9作目となる今回は、大阪芸大グループ70周年を記念して劇場映画を制作することに!タイトルは「大芸大に進路を取れ」。大阪芸大生の就職活動をめぐる青春ドラマが繰り広げられます。

主役となる男女学生8人のキャストは、全学のオーディションで決定。秋の学生女子駅伝予選会や河内のさまざまな地域イベントをロケーションに取り入れながら、学内にある撮影所などでのセット撮影を経て、編集作業へと移行します。

完成予定は2016年5月。その後、プロモーション期間を経て、一般劇場での上映を予定しています。

メイド・イン・大阪芸大の魅力あふれる作品にご期待ください。

映像学科
中條 航さん

本当はTV局のカメラマンになりたかったんです。でも、1年生のときに映画を撮って以来、すっかり魅了されて、現在は映画カメラマンをめざしています。今回の「産学共同映画」の撮影に参加したのも、スキルアップにつながると思って。<br>僕は撮影部のチーフとカメラオペレーターを担当したのですが、商業映画の撮影現場でどうやって立ち回ればいいのかを学べたことは、大きな収穫だったと思います。でも、ときどき動きが遅くなってしまうことがあったので、それは反省しています。より迅速に動けるようになりたいですね。<br>大阪芸大の映像学科は、デジタルだけでなくフィルムでの撮影も経験できるので、さまざまな現場で重宝されると聞きます。ただ、現場によって扱う機材は異なるので、ひとつでも多くの撮影に参加して、どんな機材でも臨機応変に対応できるようになりたいと思います。<br>そしていつしか、自分にしか撮れない方法だったり、色味だったりを表現できるようなカメラマンとして活躍したいですね。

映像学科
坂井 孝太朗さん

映画監督として第一線で活躍している大森一樹監督や原田徹監督、三原光尋監督の演出を間近で見られる機会はなかなかないと思い、撮影に参加しました。実際、それぞれの監督で演出方法が異なっていて、その違いを知ることができたのはとても大きな経験になりました。同じシナリオでも、長回しで撮影していくのと、ワンカットずつ細かく分割していくのとでは印象も大きく異なるんです。自分ならどうするかを考えるきっかけになりましたね。<br>また、僕は助監督のチーフとして全体の取りまとめ役を任されたのですが、撮影の段取りを組んだり、スタッフや役者のケアをしたりと、撮影をスムーズに進めるためにどうすればいいのかも学ばせてもらいました。監督やほかのスタッフが求めていることをいかに先読みして行動できるか、撮影の準備段階でどれだけシナリオを読み込んで撮影に臨めるか。こうしたことは、この先の映像制作にも役立つと感じています。<br>これからは、今回の撮影で学んだことを活かして、学生映画に収まらない、商業映画としても通用するような作品をつくっていきたいです。