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大阪芸術大学 ✖︎ NAKED「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED -ANNIVERSARY-」 大阪芸術大学 ✖︎ NAKED「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED -ANNIVERSARY-」

アートサイエンス学科 / イベント, プロジェクト, 産官学連携, その他
2018/11/15

「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED -ANNIVERSARY-」点灯式を開催「学生の瑞々しい感性×NAKEDの技術」が無二の世界を生み出した

11月15日、あべのハルカスの冬の風物詩ともいえる、プロジェクションマッピングと夜景を融合させたイベント「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED」の点灯式が行われました。5回目を迎えた同イベントは今回、「ANNIVERSARY」をテーマに開催。前回から続き、大阪芸術大学アートサイエンス学科の学生と公募で集まった高校生が、日本有数のクリエイティブカンパニーであるNAKED Inc.を率いる村松亮太郎客員教授らとともにつくりあげるプロジェクト「0×0=∞」の一環として、企画・演出・構成などに携わりました。

点灯式において、「学生の瑞々しい感性と我々NAKED の技術が合わさることで、これまでにないものを生み出すことができました」と村松先生が語ったとおり、あべのハルカス展望台・ハルカス300に生み出された「大阪の夜景×プロジェクションマッピング」は、観るものを魅了するイマーシブな(没入感あふれる)世界となっています。

学生が企画からデザインまで
インタラクティブなプロジェクションマッピング

大阪の夜景が見渡せる大きな窓面などに投影されるプロジェクションマッピングに加え、今年は新たに、58階にある天空庭園の西側にそびえる高さ16メートルのツインタワーにも プロジェクションマッピングの“仕掛け”が施されました。ツインタワーに投影された夜景に触れると、映像の中で花火が上がるというインタラクティブなコンテンツになっており、そのアイデアから、打ち上がる花火のデザインにいたるまでを学生たちが担当。未来を担う若い力と、村松亮太郎客員教授の持つ創造力とが掛け合わされた無二の世界観が味わえます。さらに、展望台のカフェレストランでも学生がデザインしたコースターが使われ、あべのハルカス展望台全体が“クリエイティブな世界”に演出されています。


点灯式のあとには、NAKEDのメンバーの皆さんによる振り返りも。「つくる自分と見てくれるお客さん、両方を大切にしないといけない。つくる人は内的になりすぎることがあるので、内的な世界が外的な世界で輝くように、きちんとアウトプットして伝えていくことを忘れないでください」と村松先生。学生たちはその言葉をかみしめるように聞いていました。


光の祭典「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED -ANNIVERSARY-」は2019年3月31日まで開催。心躍る世界へ、ぜひ足を運んでみてください。

Photo Gallery

Interview

アートサイエンス学科
松本 千穂さん

点灯式をむかえて、実際に作品が展望台やツインタワーへ映し出されたところを見たら、ドキドキが止まらなくなりました。自分の関わった作品が、あべのハルカス展望台に来たみなさんの目に入るんだなって思うと、興奮します。
私は、イベントの開催期間中に展望台にあるカフェで使用されるコースターのデザインも担当しました。プロジェクションマッピングや夜景という大掛かりなサプライズだけでなく、飲み物を買った人がちょっとだけ嬉しい気持ちになるような小さなサプライズも提供したいなと思って。上から覗いたときに、夜景を見ているかのような世界観が目に飛び込んでくるようなデザインを、コースターに施しました。
今回のプロジェクトを通じて感じたのは、みんなの意見が合わさることの凄さ。いろんなアイデアが出ることで、作品に深みが出ていくことを学んだので、これからも「みんなでつくる」を実践していきたいと思っています。

アートサイエンス学科
石井 大悟さん

ぜひ見てもらいたいのは、今年が初めてとなるツインタワーを使った3Dプロジェクションマッピングです。触ると花火が打ち上がるというインタラクティブなものになっているので、体全体で作品に触れてほしいです。
実は、このコンテンツの冒頭には、僕のアイデアが採用されています。ウサギのキャラクターがドアから出てきて「これから始まる」ということを告げるのですが、いかにワクワク感が出せるかに苦心しました。
今回、NAKEDさんと一緒に作品を作っていく中で多くの学びを得ました。また、自分の関わった作品をたくさんの人に見てもらえる機会というのは、大学の中にいるだけではありえないことなので、嬉しい気持ちがこみ上げてきます。この経験を生かして、僕自身もNAKEDさんに負けないような、多くの人に楽しんでもらえる作品を作り出せるようになれたらと思っています。