本サイトはInternet Explorerには対応しておりません。Chrome または Edge などのブラウザでご覧ください。
Topics

産学連携プロジェクト 『SANTA’S FACTORY』 産学連携プロジェクト 『SANTA’S FACTORY』

デザイン学科 / 産官学連携
2018/12/26

EXPOCITY(三井不動産) × 大阪芸術大学 『SANTA’S FACTORY』

吹田市にあるEXPOCITY 空の広場に、デザイン学科の学生たちによるファンタジー空間が登場しました。

このプロジェクトは、三井不動産株式会社との産学連携プロジェクトで、デザイン学科3年生の講義「デザインプロジェクト」の授業で取り組みを行いました。

舞台は、大阪府吹田市にある大型複合施設ららぽーとEXPOCITY「空の広場」。クリスマスシーズンのにぎわいを演出する空間デザインを、グラフィックデザインコース、デジタルメディアコース、デジタルアーツコース、空間デザインコース、デザインプロデュースコースの学生たちがコースの枠を超えて連携、企画しました。

夜のライトアップ にぎわいを演出する空間デザイン

前期には現地下見も行い、そこで得た情報をもとに、4つのグループに分かれて自由な発想で企画を考え、クライアントにプレゼンテーション。そこでいただいた意見を元に再度提案を練り直し、できあがったのは広場全体をダイナミックに使ったファンタジー迷路のプランでした。

森に見立てた迷路には巨大な絵本のオブジェが点在し、先へ進んでいくと、クリスマスの準備で大忙しなサンタ・ファミリーの一日を辿るオリジナルストーリーが展開していきます。楽しいイラストが描かれた各ページにはQRコードが設置されており、スマートフォンなどで読み込むと、専用ホームページからお話が読めるよう設計しました。


迷路の途中には、光るプレゼントボックスの山や、サンタのソリのオブジェを設置するなど、広場の巨大クリスマスツリーとあわせて「映える」空間づくりで、来場者を楽しませるよう工夫しました。

迷路の入口には雪だるまの門番が
迷路の入口には雪だるまの門番が
光るプレゼントボックスの山
光るプレゼントボックスの山

また夜にライトアップされた迷路を施設内にある高さ日本一の観覧車(Redhorse OSAKA WHEEL)から見下ろすと、そこには真っ赤な「EXPO」の文字が浮かび上がるという仕掛けもあって、会期中は多くの来場者が楽しんでくれました。

空中から見下ろすとEXPOの文字が浮かび上がります
空中から見下ろすとEXPOの文字が浮かび上がります

クライアントの要望や予算との兼ね合い、安全面への配慮など、現実的なハードルを超えながら、プロジェクトを進めていくことの難しさと、思い描いたビジョンが現実化する楽しさを知ることで、学生たちにとって学び多き経験になりました。




産学連携プロジェクトEXPOCITY(三井不動産)×大阪芸術大学

『SANTA’S FACTORY』

会期:2019年11月30日(土)~12月25日(水)

会場:EXPOCITY 空の広場 大阪府吹田市千里万博公園2-1

時間:10:00~23:00 [ライトアップは17:00~]