本年度4回目のスーパークリエイター特論を、CERN(欧州素粒子物理学研究所)京都市立芸術大学客員研究員の田中ゆり先生をお招きして、「宇宙の詩的な体験」というタイトルで実施しました。
「宇宙芸術」という普段あまり聞き慣れていない分野について、Space Art(1970年代ごろ、宇宙開発領域から生まれた芸術)とCosmic Art(コズミック・アート)の違いから、科学と芸術の視点、そして人間性を通じて宇宙に秘められた内なる美しさを見出し、デザインや芸術表現から喜びを分かち合うといった内容を、学生にも分かりやすく丁寧にご説明いただきました。
特に「私たちはどのように宇宙の美しさを分かち合えるだろうか?」という議題は、さまざまな表現活動に取り組んでいる本学科の学生にとっても、考えさせられる豊かな内容の講義となりました。