最後に、中武先生の実際の作品制作の流れや作画シーンを大公開。ネーム前の構成を考えて小さなノートにまとめ、セリフやカメラアングルを描き込んだラフネームを作成。次に本ネームをiPad、さらに下描きを「CLIP STUDIO PAINT」でデジタル制作し、下描きを原稿用紙に取り込んでからアナログでペン入れするのが中武先生のスタイルです。 驚異的なスピードで作業を進めつつ、編集者との打合せ、愛用の画材、アシスタントとの作業区分、毎週のスケジュールなど、仕事現場の様子も説明。長期にわたって週刊連載を続ける人気漫画家の生の仕事ぶりにふれて、学生たちは大いに触発されていました。