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さまざまな文章表現を学び、時代の出版界を担う人材を育てます。
編集者や広報など、企業に就職する道も。
「見方」を磨き「表現」するスペシャリストへ。
読む。書く。批評しあう。その繰り返しのなかから、自分自身の「テーマ」を発見し、誰も見たことのない文芸の「風景」をワクワクしながら切り拓いてほしいと思います。そうした「学び」の支えになるのが、互いに切磋琢磨しあえる仲間や尊敬できる教師との出会い。文芸学科には、そうした出会いの場がたくさんあります。
文学に休み時間はなく、生活そのもの。森羅万象への好奇心が、自分の表現に生かせます。私自身、麦畑を多く描いたゴッホにそれを学びました。世のなかにありふれたものでも、仔細に観察して描くことで芸術表現となり得るのです。文学は成果がすぐ現れる世界ではなく、運、鈍、根、が大切です。諦めない力も養っていきましょう。
文芸は良くも悪くも感性や才能が重要視されます。授業では、そんな天与の定義しづらい部分を、明確な技術論に落とし込み伝えていきます。とはいえ、努力が報われるとは限らない世界。それなりの覚悟と、少しでも何かを奪い取る貪欲さを持ってください。
文芸学科で基礎を身につけ、自分の得意なものに気づいてほしいです。土台となる文章力は重要ですが、最初から自分の書きたいものと書けるものは合致しません。そんなときは、好きな小説を模倣してみるのもいいでしょう。諦めずに書き続けることが大切です。
自分で体験して物事を肌で感じること。小説を書くうえでは、この実体験こそがリアリティーのある文章を生むのです。 授業では、私の専門分野でもある日本の祭りへ、学生たちと出掛けることもあります。普段、何気なく触れている行事のなかにも古くから伝わる作法があり、それらに触れることで新たなる「気づき」を得られる。そのためには、アンテナをしっかりと張り、何事にも好奇心を持って触れ合う必要があるのです。そうした姿勢を体験的に学べるカリキュラムで、文章を書くことの奥深さを学んでいきます。
自分のアイデアを企画として整理、それに形を与えるために取材し、的確に表現するという流れは、何もメディア関係の仕事に限らず、さまざまな職種に生かせる「創造」のための方法です。芸術大学として編集の持つ工芸性にも注目し、手製本や紙漉きも教えます。
アリスは穴に落ち、ハリー・ポッターは9 3/4番線から乗車するなど、異世界へはどうやって入るの?スーパーマンやアイアンマンも戦うおじさんなのに、日本のアニメでは10代の少年少女が世界を救おうとするのはなぜ?ゼミでは、文学作品におけるシンボルや謎を発見し、時代背景や社会風俗に目配りしながら解き明かしていきます。シェイクスピアからハリー・ポッターまで様々な物語を、構成や登場人物が果たす役割、主題や象徴を考察しつつ、分析的な読みを学びます。
小説の上達方法のひとつは「作品を他者に評価してもらうこと」だと考えます。それにより、自分のよい点、悪い点が理解でき、課題が浮き彫りとなるからです。また逆に他者の作品を評価することはさまざまな作品を見る目を養います。私の授業の多くには学生作品の合評を取り入れ、この両面の成長をめざしています。
※その他、図書館司書や各公・私立学校に教員として就職しています。
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