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ついに始まった工芸革命
素材からデザインする先端のの学びがここに

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工芸学科
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    05 ch. 工芸学科

工芸学科

工芸学科

素材も技法もボーダレス!
とびきり自由な工芸をはじめよう
素材も技法もボーダレス!
とびきり自由な工芸をはじめよう

金属、土、 ガラス、布、すべての素材とその技法を知り、アイデアを自由に表現していこう。工芸はもはや伝統だけではない。新しいアートや生活をデザインする無限の広がりがはじまっている!

Topics
Topics

山野 宏
学科長
山野 宏
ものづくりと社会に通じる“加減”を探る
ものづくりと社会に通じる“加減”を探る

ガラス工芸の世界でとくに重要なのは、実体験し、素材に肌で触れ、心の底から湧いてきた感情をしっかりと表現することですから「作風の何がよくて何が悪い」という理論は存在しません。だからこそ学生がいろいろなものを “食べる”ことを意識しています。高級ステーキも手軽なラーメンもおいしい。多様なものを食べ「どういう料理がどう好きなのか」感じ取ればいい。まだ開拓の余地があるこの分野。過去にない表現の発見が強い武器になります。作品制作をとおして自分を発見し、経験を糧に社会に羽ばたいてください。

ガラス工芸作家。ロチェスター工科大学修士号取得。アメリカを中心に個展を開催し講演やグループ展なども実施。98年、国際交流の森をめざした「金津創作の森ガラス工房 エズラグラススタジオ」を設立。東洋と西洋文化の間に芽生えた感性を表現すること、泳ぎをやめたら死を意味する回遊魚を自身の生き様として作品にし続けている。
『New Fish Catcher #10』

工芸学科の特徴

金属、土、ガラス、布。素材を究め“ほどよい”肌感覚を身につける
金属、土、ガラス、布。素材を究め“ほどよい”肌感覚を身につける
多くの素材に触れ、それぞれのスペシャリストである教員から創作を学べます。また、それらの素材を使って形や色、強弱などの“よい加減”、つまりバランス感覚も養えます。
4コースの基礎を学び、専門を深める。自分だけの表現を追究できる
4コースの基礎を学び、専門を深める。自分だけの表現を追究できる
金属工芸コース、陶芸コース、ガラス工芸コース、テキスタイル・染織コース。広い視野に立ち、1年次に4コースすべての基礎を学びます。自分に合う素材に出会い、自分だけの表現を磨いていけます。
工芸の新たなステージへ!デジタルにデザインのスキルも学べる
工芸の新たなステージへ!デジタルにデザインのスキルも学べる
デジタル技術やデザインを学ぶ授業など、手作業だけにとどまらない、作品づくりに生かせる学びが多彩です。
つくるだけじゃない!プレゼンも学び、世界へ向けて作品をアピール
つくるだけじゃない!プレゼンも学び、世界へ向けて作品をアピール
ポートフォリオづくりやプレゼンの授業など、作品を発信するためのスキルも身につけることができます。
プロが使用する規模!本格的な設備でイマジネーションを形にできる
プロが使用する規模!本格的な設備でイマジネーションを形にできる
吹きガラス工房にはプロが使用する規模のガラス溶解炉が設置されているなど、大学とは思えないゴージャスな環境! 金属工芸、陶芸、テキスタイル・染織を支える施設もバッチリ備えています。

教員ピックアップ

田嶋 悦子
陶芸家
田嶋 悦子
教授
陶芸で新たな美術表現の形を模索

学生たちには「どんどん失敗しなさい」と言っています。思い通りの形に仕上がらなくても、やってみて悔しい思いをする。またはじめる。失敗があるからこそ、知識が身につくし、気力も湧きます。憧れを抱きながらも手に入らない過程を楽しむ。それも醍醐味です。

『HIP ISLAND』 2017年「田嶋悦子展」西宮市大谷記念美術館
大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業。咲くやこの花賞・美術部門、日本陶磁協会賞など受賞多数。東京国立近代美術館や金沢21世紀美術館、海外にもパブリックコレクションがある。
長谷川 政弘
金属工芸家
長谷川 政弘
教授
国内外での豊かな制作経験を教育に還元

工芸学科でのものつくりの体験には、社会に出てから必要なことがすべて詰まっています。自らの手と頭をフル稼働させて完成に至るまでにさまざまなことを経験します。失敗を恐れず挑戦してください。その経験の積み重ねこそがみなさんのこれからの財産となります。

『Lotus』
大阪芸術大学工芸学科卒業、金沢美術工芸大学大学院修了。海外の数々の国際彫刻シンポジウムに招待され、作品を現地制作し設置。国内外で個展、グループ展を開催。国内外のコンクールで多数受賞。パブリックアートやコレクションも多数あり。
木下 良輔
ガラス造形作家
木下 良輔
准教授
創作から修復・復元も手がける

「技術と目的」「行動と思考」「孤立と連携」。大学で学び取れることはたくさんあります。その分、道に迷っても、いつでも引き返し、何度でもやり直すことができます。悩んでも、悩みながら歩きだしましょう。みなさんの熱量がすべての扉を開ける鍵となるはずです。

『ムーンライブラリー』Ⓒ箱根ガラスの森美術館
キルンワーク専門スタジオで講座を続けるほか、板ガラスを主材とした制作活動の傍ら、多岐にわたる依頼制作やガラス美術品の修復・復元を手がける。近年、作家活動の集大成となる企画展(箱根ガラスの森美術館)に出品。
前田 昭博
白磁作家
前田 昭博
客員教授
芸術としての工芸を学べます

工芸を学べる場所は全国にありますが、本学で学ぶ意義は、芸術としての工芸を学ぶところにあります。工芸作家でもある先生方に教わることで、技術だけでなく、創造力の大切さを学ぶことができます。このことは、陶芸家として今後制作していくうえで、大きな力となるでしょう。

『白瓷面取壺』
大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業。在学中から白磁の制作に取り組み、卒業後は郷里である鳥取県に工房を構える。日本陶芸展など多数の受賞歴があり、2013年には人間国宝に認定。美しい曲線を描くモダンなデザインを特徴としており、海外からの評価も高い。
三好 正豊
金属工芸家
三好 正豊
客員教授
伝統技法を通じて日本の知恵を授ける

私の授業では、知識ではなく「知恵」を身につけることをテーマに、伝統技法を通じて、日本の文化を伝えていきたいと思っています。知恵は、体験を通じてしか身につけることはできません。力まかせでもいいので、とにかく手を動かしながら、多くのことを学んでほしいと思っています。

『鍛鉄波文鉢』
千家十職茶道具の制作を行う。第48回日本伝統工芸展で文部科学大臣賞を受賞。公益社団法人日本工芸会理事近畿支部幹事長、第43回伝統工芸 日本金工展 副実行委員長なども務めた。2006年、紫綬褒章受章。
舘 正明
染色家
舘 正明
准教授
素材や技法を駆使した作品を制作

植物からさまざまな色が抽出され布を染めることができるように、みなさんにも固有の色が存在するはず。大学での学びには、制作での経験、素材との触れ合い、仲間との交流など、数多くのフィルターがあります。それらを通過して皆さんがどんな色に変化するのか楽しみにしています。

「spots」  撮影:佐久間秀樹
大阪芸術大学工芸学科染織(現テキスタイル・染織)コース卒業。ろう染めの作品制作を行う。CLOTH&CULTURE NOW(イギリス)、国際繊維芸術双年展(第4回、第11回優秀賞・中国)ほか、企画展などに多数出品。素材や技法を精微に駆使して得られる造形を探求。
小野山 和代
染織家
小野山 和代
特任教授
形のないものにまで広がるデザインを学ぼう

学生のなかには、色彩感覚に自信が持てず「染織に向いていない」と思っている人がいます。しかし、色感はあくまで個人的なもの。独特の美意識やセンスの方が大切です。私はその可能性を生かすために「その人の魅力を引き出す」ことをこころがけています。

『ORIKATA』
大阪芸術大学工芸学科染織専攻(現テキスタイル・染織コース)卒業。制作主題は「布にひそむ表情をひきだす」。「CONSTUCTED TEXTILES(構成テキスタイル)」を中心に作品研究・指導を行う。
陶芸家
田中 雅文
専任講師
未来を感じる魅力のフォルムのつくり手

ものづくりで大切なことは、全力でチャレンジすること。失敗や成功は過去の基準でしかありません。本学にはトップレベルの設備とたくさんの仲間がいます。そして私たちも全力でサポートします。さあ、舞台は整いました! 多くの刺激を受けて経験を積み、次への大きなステップにしてください。

『CONGLOMERATE SQUARE SQUARE』
大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業。近くに陶芸ができる環境があったことから11歳で陶芸をはじめ、大学を卒業後、大阪で独立。「あつまり」をテーマに自らの表現を模索している。国内外で個展、グループ展多数。

目指せる職業・卒業後の進路
工芸学科で学んだら、どんな職業をめざせる?
工芸学科で学んだら、どんな職業をめざせる?

  • プロダクトデザイナー
    家具をはじめとしたさまざまな製品をデザインします。時代のニーズをキャッチし、美的要素と機能とを調和させます。
  • キュレーター
    素材や技法の知識を生かし、工芸品や美術品を扱う博物館などに勤務。作品の収集や管理、展示といった業務に携わります。
  • メーカーの商品開発
    メーカーの新しい商品のイメージやアイデアを、吟味しながら具体的な形に落とし込み、実現可能な商品として開発していきます。
  • 工芸作家
    ガラス工芸作家や陶芸家、金工作家や染織家などとして「自分らしい表現」を身につけ、作品を社会に発信します。
その他の職業
陶磁器研究者、インテリアデザイナー、ディスプレイデザイナー etc.
取得可能な資格・免許
  • 中学校教諭一種免許状(美術科)
  • 高等学校教諭一種免許状(美術科・工芸科)
  • 学芸員(受講資格試験を実施し、合格者のみ受講可能)
  • 司書
  • 学校図書館司書教諭
就職先抜粋(過去5年)
  • アキツ工業(株)
  • (株)イエローワーカーズ
  • 磯矢硝子工業(株)
  • (株)内原ホールディングス
  • AGC 硝子建材(株)
  • 大阪錫器(株)
  • 大阪府教育委員会(教員)
  • (株)オーツー
  • 京セラ(株)
  • 草津ガラス蔵
  • クラフトの里ダラスヴィレッジ
  • (株)黒壁
  • サトフードサービス(株)
  • 三洋金属工業(株)
  • (株)ジョイフルまるやま
  • (株)セイバン
  • 高石市教育委員会(教員)
  • (株)髙津商会
  • (株)TASAKI
  • 東リ(株)
  • (株)南西楽園リゾート
  • 日本郵便(株)
  • (株)布引焼窯元
  • 布もの工房 北次(株)
  • 晴香堂(株)
  • (株)BANKAN わものや
  • (株)バンビ
  • (株)パル
  • 御幸毛織(株)
  • 山口県教育委員会(教員)
  • (株)やまと
  • (株)ゆう工房
  • 横浜あおば 玉田ガラス工房
  • 吉忠マネキン(株)
  • 和歌山県教育委員会(教員)
  • (株)ワン・バイ・ワン

詳細は工芸学科 特設サイトへ
詳細は工芸学科 特設サイトへ

工芸学科入試情報
募集人数:30 名
工芸学科では、伝統技法や技術を積極的に取り入れて、時代に適した新しい“ものづくり”に取り組む人物、実際の“ものづくり”の体験を活かし、デザイン・企画などのクリエイティブな職業を通して社会での活躍を目指す人物を求める。
求める学生像
    • 自身の個性や感性を発見したい人物
    • ものを作ろうとする強い思いや意思を持った人物
    • “ものづくり”の体験を活かし、クリエイティブな仕事に関わりたい人物
    • “美しさ”にこだわりを持ち、社会で生きていく人物

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