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教養科目・専門関連科目

教養科目・専門関連科目

一般教養を身につける「教養科目」、芸術の定義や歴史などを学ぶ「専門関連科目」、学芸員や図書館司書など、専門家への道を開く「資格科目」。一部の資格科目を除き、学科の枠を超えて受講できる

教養科目・専門関連科目の特徴

1回生からゼミナール資格授業で専門家への道 1回生からゼミナール資格授業で専門家への道

教養課程では、芸術分野以外の一般教養についての科目を「教養科目」として開講しています。学科の枠を超えたこれらの科目では、人文・社会・自然科学等の幅広い観点から学ぶ講義科目とともに、語学学習やPC情報処理演習等の時代に対応した演習科目を設けて、芸術創造の礎となる力を養います。カリキュラムには、教養科目とともに、2回生から他学科の講義科目が学べる「専門関連科目」が開講され、少人数でゼミ形式の教養演習は1回生から受講が可能です。さらに、教職、学芸員、図書館司書等、資格関連科目の受講で、専門家への道が開けます。

芸術創造を行うための、基礎知識と思考力を育成 芸術創造を行うための、基礎知識と思考力を育成

教養科目
教養科目

語学言語、スポーツなど、基本的な諸能力を向上させる演習とともに、人間の思考、活動、表現を理解するための諸科目が用意されています。各科目の授業では、「人と人との相互関係」「社会システム」「コミュニケーション」「社会のルール」「文化」「人をとりまく自然環境」などのテーマを、総合的に、さまざまな角度から追究します。これらを学ぶことによって養われる思考力は、芸術創造を行う上でも大いに役立つものとなるでしょう。

異分野との出会いが、未知の想像力を引き出す 異分野との出会いが、未知の想像力を引き出す

専門関連科目
専門関連科目

専門関連科目は「芸術教養」、すなわち芸術というジャンル内で教養の役割を果たすものと位置づけることができます。これらの科目に接することにより、芸術の鑑賞、定義、歴史を総合的にとらえ、さまざまな芸術ジャンルについてその背景や発達過程などを横断的に理解することができます。また、他分野の芸術に刺激され、創造への意欲が高まることも珍しくありません。それは、これから立ち向かおうとしている新たな創作への手がかりになるはずです。

カリキュラム

教養科目(抜粋)

生涯学習論/哲学/倫理学/思考の原理/文学の世界/漢文学/歴史と文化/文化人類学/心理学/日本国憲法/法と芸術/言語と記号/文章表現法/政治学/社会学/経済学/人権問題論/情報論/教職概論/数と形の科学/生命体の科学/自然科学史/南大阪風土論/環境と芸術/スポーツと健康/英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/英会話Ⅰ・Ⅱ/日本語Ⅰ・Ⅱ/独語Ⅰ・Ⅱ/仏語Ⅰ・Ⅱ/伊語Ⅰ・Ⅱ/中国語Ⅰ・Ⅱ/韓国語Ⅰ・Ⅱ/情報処理概論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/教養演習/海外文化演習Ⅰ・Ⅱ/スポーツ研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/動物芸術論/キャリア論Ⅰ・Ⅱ

専門関連科目(抜粋)

造形原理/美学概説/色彩学/音楽社会学/音と芸術/絵画概論/彫刻概論/美術解剖学/デザインプロデュース概論/マンガデザイン論Ⅰ・Ⅱ/工芸史/日本建築史/西洋建築史/ランドスケープ論/造園学/生態環境論/日本文学の世界Ⅲ/演劇の歴史/マスコミュニケーション概論/マーケティング/広告の企画と表現/ドキュメンタリー論/報道取材論/サブカルチャー論/声優学概論/写真文化史/服飾史/工芸論/アニメーション論/日本映画の歴史/外国映画の歴史/舞台芸術概論/ミュージカル論/舞台音響効果論/イベント企画論/インスタレーション論/キャラクター原論Ⅰ・Ⅱ/漫画創作の表現/ゲーム概論/民族音楽学/こども文化論/発達心理学

資格課程

・教職課程

・学芸員課程

・司書・司書教諭課程

※カリキュラムは実際の入学時には変更になる場合がありますのでご注意ください。

施設紹介

  • 人工芝グラウンド
    グラウンド
  • 総合体育館
    体育館
  • 大講義室

教員ピックアップ

教養課程 主任教授
若生 謙二
アーティストへの知性を培い、他学科の授業で、ジャンルを超える。
アーティストへの知性を培い、他学科の授業で、ジャンルを超える。

動物園デザイナーとして多くの動物園でデザインの発信にとりくむ。最新作は2016年に完成した宇部市ときわ動物園。公園のランドスケープの起源であるイギリス風景式庭園の形成過程を研究していた私は、芸大に来て多くの作家の先生方とであい、さまざまな芸術的とりくみをするうちに、総合芸術である動物園デザインに携わるようになりました。芸大にはそのような力があります。 ヒトと動物の関係学会会長、日本展示学会会長。日本造園学会常務理事・関西支部長を歴任。東京大学農学博士。著書:動物園革命(岩波書店)他多数、訳書:よみがえるセントラルパーク(ソフトサイエンス社)他。設計:天王寺動物園「アフリカサバンナ」、「アジアの熱帯林」、よこはまズーラシア「チンパンジーの森」、長野市茶臼山動物園「レッサーパンダの森」、飯田市動物園「カモシカの岩場、ペンギンの丘」、熊本市動植物園「ニホンザルの森」等。日本造園学会賞、及び同特別賞受賞。宇部市ときわ動物園「中南米の水辺」等の施工で国土交通省都市交通局長賞受賞。

教授
石井 元章

東京大学法学部私法コース(第1類)卒業後、某商社に2年間勤務。その間1年1カ月トレイニーとしてロンドン在住。仕事の傍ら王立ギルドホール音楽・舞台芸術学校にてピアノと舞台英語の発音を学ぶ。商社の仕事に行き詰まりを感じ、東京大学文学部イタリア語イタリア文学科に学士入学。その後東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美術史学専門分野に進学、修士号・博士号(文学博士1997年)を取得。その間、1990年から1997年までイタリアに留学。フィレンツェ大学、シエナ大学、ヴェネツィア大学、ピサ高等師範学校大学院で学ぶ。2001年ピサ高等師範学校大学院にて博士号取得(文学博士)。イタリア・ルネサンス美術と19世紀から20世紀初頭にかけてのイタリアと日本の文化交流を専門とする。

教授
有吉 玉青

作家。東京生まれ。早稲田大学哲学科、東京大学美学藝術学科卒業。東京大学大学院在学中に上梓した『身がわり』により、1990年、坪田譲治文学賞受賞。92年ニューヨーク大学大学院演劇学科修士課程修了(Master of Arts)。 著書に小説『ねむい幸福』『キャベツの新生活』『月とシャンパン』『美しき一日の終わり』『南下せよと彼女は言う』、エッセイ『ニューヨーク空間』『雛を包む』『恋するフェルメール』、舞台・映画・美術エッセイをまとめた『はじまりは「マイ・フェア・レディ」』など多数。翻訳にO・ヘンリーの『最後のひと葉』がある。近年では日本舞踊劇台本、長唄の作詞も手がける。2008年、大阪芸術大学文芸学科准教授。10年に教授就任。

『恋するフェルメール』カバー
『恋するフェルメール』カバー