キーボードの左右キーもしくは画像クリックでチャンネルを移動できます
詳しい情報を見る
機能性と美しさを両立させる「建築」と人々の生活環境を追求する「環境デザイン」。
ふたつの研究分野を通じて、芸術大学ならではの建築を追求。美しく快適な建築・空間を創造できる個性あるプロをめざします。
建築は、雨風をしのぎ、暑さ寒さを調整する「物理的機能」とともに、同時に目に見えることからイメージや美しさを表現する「記号的機能(意味)」を持っています。これらの機能・意味を具体的な空間・形態として実現し、「機能的で美しい建築」を創造することが建築家が果たすべき役割と言えます。そして今後は、ひとつの建築だけでなく、都市としての美しさを生み出すことのできる人材が求められます。建築分野と環境デザイン分野、この両論を学べる本学での学びは、将来の大きな力になるでしょう。
小さな場所から、巨大なモニュメントまで、一瞬から、悠久の地まで、建築は私たちのあらゆる活動の場にかかわります。大学で学ぶことだけでなく、これまで経験したこと、これから経験すること、それらすべてが、みなさんが建築をつくるうえでの糧となるので、さまざまなことに興味を持ち、取り組んでほしいと思います。
「建築家」の語源は「匠の長」を意味しますが、古来、建設の主任技術者であるだけではなく、絵画や音楽といった建築以外の諸芸術への理解も求められてきました。本学では、建築士資格や建設のための技術習得に加えて多彩な芸術のなかで建築を学ぶことが可能であり、本来的な方向での建築教育の環境が整っています。
安易に正解を求めることなく、試行錯誤を繰り返すこと。これにより解答を得る引き出しが確実に増えます。建築は一品生産なので、そのデザインには独創性が要求され、解はひとつではありません。多様な引き出しを持ち合わせることは独創的な解を見いだすいちばんの近道と考えます。また、その過程を共有できる仲間をぜひ見つけてください。
日々のニュースや何気ない日常生活のなかにも、建築・都市・ランドスケープに関わる課題が潜んでいます。それらから学びを得るためにはプランナー・デザイナーとしてのアンテナを敏感にする訓練と習慣が重要だと考えます。学内での勉強にとどまらず、広い視野と行動力で貪欲に見聞を広めてください。
在学中には専門領域だけでない作品、その背景に流れる思想に触れてください。決して多くなくてもいいので、何度もページをめくりたくなる本も見つけましょう。旅をするのもすごくいいことです。そして人との出会いも大切です。それらは頑丈で裏切らない、未来の自分をしっかりと支えてくれる足元になります。
どんなことに熱中しても、それとつながってくるのが建築のおもしろいところ。建築を設計することが大好きでなければ始まらないけれど、美術でも、映画でも、音楽でも、ダンスでも、文学でも、何でもいい、学生のときに建築以外にひとつだけ何か大好きになってほしい。それがいつかきっとあなたの建築の世界とつながってくるから。
自分の学生時代を今振り返ってみると、学生のときがいちばん自分の時間があったように思います。 おもしろいと思うこと、好きなことはまずやってみること。それはもちろんですが、いやだと思うこともやってみてください。自分の未来をつくる第一歩になるよう、それぞれの学生生活を送ってください。
みずみずしい感性が維持されている学生時代に、数多くの優れた環境や景観、作品を実地において体験しておくことは、後々必ず役立ちます。また、さまざまな情報があふれている現代であるからこそ、実空間の体験が重要です。そして、自身の体験と感性を信じて、チャレンジし続ける学生生活を送っていただければと思います。
OUA Channel
01 ch.
大阪芸術大学
02 ch.
アートサイエンス学科
03 ch.
美術学科
04 ch.
デザイン学科
05 ch.
工芸学科
06 ch.
写真学科
07 ch.
建築学科
08 ch.
映像学科
09 ch.
キャラクター造形学科
10 ch.
文芸学科
11 ch.
放送学科
12 ch.
芸術計画学科
13 ch.
舞台芸術学科
14 ch.
音楽学科
15 ch.
演奏学科|クラシック
16 ch.
演奏学科|ポピュラー音楽コース
17 ch.
初等芸術教育学科