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アート写真から先端8K映像、アドバタイジングフォトまで。写真の可能性を極める。
写真を取り巻く環境が変遷しています。芸術のみならず、災害時や建築業界、運搬など近年さまざまな分野で活躍をするドローン撮影や、4K・8K動画、水中撮影など。最先端の技術を学ぶと同時に、銀塩写真を含む古典技法が学べる全国でも特殊な学び舎で、多くの刺激を受け、オリジナリティーある新しい写真の表現を見つけ出してください。
写真と映像表現との垣根がほとんどない今、動画表現においてもミラーレスカメラでの撮影がグローバルスタンダード。Webサイトやデジタルサイネージの発達で動画の世界は急拡大中です。2022年は学生とともにNHK BSプレミアムの番組を撮影しました。柔軟な対応力と発想力が求められる時代を迎えています。
近年、写真技術は表現方法が多岐にわたり、個々人の独自性が問われる世界です。今、その表現方法において“ドローン”が注目されています。これから入学をめざす学生のみなさんには、ぜひドローンによる写真・映像表現方法を中心に学び、今後、社会へ出て行くときに選択肢が広がるスキル習得をめざしてもらいたいと思います。
アドバタイジングフォトの魅力のひとつは多くの人々に見てもらえること。中国で大きなキャンペーンを撮れば、見る人の数は数億人になります。写真家を志す人に伝えたいのは、やりたいこと、できること、求められていることを明確にし、その差を意識すること。数年後できるようになるであろうこと、将来求められるであろうことと場所を把握し、未来をイメージする力も必要です。
19世紀に記録の道具として登場した写真術は、21世紀の現在ではコミュニケーションツールのひとつでもあります。写真は誰でも簡単に撮れるようになりました。写真は発表してはじめて表現=作品となります。あなたが見た世界、あなたが見つけた素敵なこと、あなたの心を動かした出来事を、レンズをとおして世界へ発信してください。
まずはたくさんの写真家の作品を見て、自分のスタンスを考えてみてください。そして、好奇心を持ってどんどんシャッターを切ってみる。そのなかで表現力は磨かれていきます。同時に、多くの仲間と出会い、同じ目標に向かって切磋琢磨してください。写真学科の学びのなかで、写真の魅力をじっくりと理解してください。
写真を学ぶということは、技術や知識を自分のなかに取り入れることではなく、もっと広く、世界に対する姿勢、あるいは自分自身との向き合い方を学ぶことでもあります。見て、見て、見続けた先に、遙か彼方の地平線に小さな灯を見つける。そんな写真家のあり方について、みなさんと学んでいきたいと考えています。
技術やテクニックも大事ですが、何よりも「何を伝えたいか」というメッセージだと思います。最初はなかなか見えないと思いますが、いろんな景色や場面に触れることで、自分のなかで伝えたいことを見つけることからはじめてもいいかもしれません。これからの時代はますます「伝える」ことが大切になってくると思います。文字では伝わらないことを写真や映像で伝える力が重要になってくると思います。ぜひ頑張ってください。
写真を学ぶということは、世界を知るということとも言えます。その世界のなかに撮影者でもある自分がいます。その世界に対して、真っ直ぐ見て、見て、見て、を繰り返しているなかで、自身の存在も少しずつはっきりしてくるはずです。そしてそんな世界と対峙しながら、楽しく写真を学んでいきましょう。
いま写真の世界は大きな変革期にあり、この先もますます大きな流れが生まれていきます。そのなかで大切なことは、基本を学びつつ、多種多様な表現方法を知り、理解することだと思います。大学では最先端技術を駆使した撮影方法から古典的手法まで、幅広く学べる体制が整っています。ぜひ楽しみながら学んでください。
デジタル一眼を武器に写真と映像をシームレスにクリエイトできる人材が求められています。特に映像 作品は、複数のカットを繋いでストーリーを紡ぐもの。撮影技術に加えて企画力や構成力も身につくため 将来の可能性や選択肢がぐんと広がります。皆さんには、多くのことを経験し、自分の目で色々なものを 見つめてほしい。そして、美しいと感じるものを“なぜ”美しいと感じるのかを分析し、言語化してほしい。自分だけの得意分野が見つけられるよう、共に制作に取り組みましょう。
大学で学ぶうえで大切なのは、写真に関することに限定するのではなく、幅広い視野に立つことで、さまざまな領域から吸収することです。時間をかけて取り組むだけのテーマを見つけるためにも、大学は自分を“ぶつける”場所であってほしい。自らの意志でそういう場所にすべきだと私は思います。
アイデアは、既存要素の掛け算で無限に広がります。マイクロドローンもそのひとつで、今では撮影のみならず産業用途でも幅広く使われるようになりました。一枚の写真で伝えることから、つねに動きのある映像まで、知識と技術を積み重ねることで、みなさんの表現の幅を広げ、多くの気づきが生まれることを願います。
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