膨大な音楽のアーカイブを教科書とし、音づくりのアンサンブルの技法を研究し、実習を重ねて学内外の演奏会で実践
管・弦・打楽器にクラスを振りわけ、アンサンブルの基本と、集団演奏において必要とされる協調性を学習。個人の課題改善に取り組みながら、学内外で行われる演奏会に向けて完成度の高い演奏技術を磨く。
定期演奏会を軸に、大学内外で行われる演奏会に於いて研究成果を発表。さまざまな楽曲を実習する事により、吹奏楽に対する理解を深め、吹奏楽指導者及び演奏家として必要な知識、演奏能力の修得を目的とする。
年間を通じてひとつのオペラ作品を詳しく研究する授業。すぐれた歌唱・演技とは何かを考え、3月に開催される「オペラ公演」に臨む。劇場に本格的な舞台装置を組み、プロさながらの衣装とメイクで実演する。
1年次の授業では基礎的な技術力を習得していき、2・3・4年次になると、管弦楽曲、交響曲、歌劇などをオーケストラで演奏し、楽曲の分析や演奏法を研究。最期の授業で学内演奏会を開き、成果を発表する。
大阪芸大は、各分野の基礎力を習得するとともに、意欲次第であらゆる可能性にチャレンジできるすばらしい環境が揃っています。またさまざまなジャンルで第一線の活躍をしている多くの先生方も、学生と互いに切磋琢磨し合い、活力にあふれたキャンパス生活に参加している類いまれな大学です。
自分自身の個性を大事に、技術を磨きつつ理想の音やスタイルを探していっていただきたいと思います。また、新しい表現の可能性は、主に異ジャンルとの融合から生まれます。本学では幅広い芸術分野を学べます。さまざまな芸術に触れ、刺激し合うことで、新しい芸術の芽が誕生することを期待しています。
30年にわたる大阪フィルハーモニー交響楽団やワールドオーケストラでの経験、世界一流の奏者や教授から学んだことを次世代の若者に伝えていくのが私の使命です。大阪芸大には同じ考えの講師陣がたくさんいます。上手くなりたい人この指とまれ!
私はみなさんが将来何をするにあたっても、ある意味何でも自由にできるチャンスであるこの時期に、ひとつのことを極めようと愚直なまでに研究、努力、創意工夫をする……そうやって自分と向き合い、課題に取り組んだことによって形成される、誠実さや人間性の深さこそが大切だと思っています。一緒に夢中になって頑張りましょう!