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Information
出版 芸術活動 学生・卒業生

選んだ孤独はよい孤独(河出文庫)

2021.10.19

【著者】

山内マリコ(大阪芸術大学映像学科卒業生)


【著者について】

1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。小説に『ここは退屈迎えに来て』『アズミ・ハルコは行方不明』『かわいい結婚』『あのこは貴族』『メガネと放蕩娘』他、エッセイに『皿洗いするの、どっち?』他。


【出版社】

河出書房新社


【発売日】

2021年10月6日


【定価】

748円(本体680円)


【内容】

地元仲間とのしがらみにがんじがらめになっているアラサー男。つき合った彼女の積極性が怖い男子高校生。仕事ができないことをひた隠しにしているサラリーマン。結婚間近の恋人が出ていった理由が永遠にわからない元彼。役者になる夢を諦めて就職した男――。“男らしさ“に馴染めない、不器用で情けなくも、愛すべき男たち。孤独や哀しさにそっと明りを灯す、おかしくも切ない物語集。


[目次]

男子は街から出ない

さよなら国立競技場

世界からボールが消えたなら

球技が苦手な男子のためのスクールセラピー

女の子怖い

彼女の裏アカ物語

「ぼく」と歌うきみに捧ぐ

あるカップルの別れの理由

ミュージシャンになってくれた方がよかった

本当にあった話

ぼくは仕事ができない

型破りな同僚

事情通K

仮想通貨

いつか言うためにとってある言葉

「おれが逃がしてやる」

1989年から来た男

愛とは支配すること

子供についての話し合い

ファーザー

心が動いた瞬間、シャッターを切る

眠るまえの、ひそかな習慣