写真学科 研究分野

ファインアート 自分の写真表現とは?を確立するために、ここで闘う人になる。

多くのクリエイターを輩出してきた本校の伝統を踏まえ、芸術としての写真を学び、時代に即応できる人材を養成します。
アーティストになりたい、自由な創作活動に打ち込みたいと願う人のための分野です。写真による表現を深く広く探っていくだけでなく、デジタル時代の新しい表現として、写真集の自主制作やWebギャラリーの開設など、自在に創作活動を展開。写真の枠を超えてビデオやコンピュータを駆使したメディアアート、インスタレーション、他分野の芸術作品とのコラボレーションなど、幅広い芸術表現の探求も支援しています。

分野写真

プロフェッショナル 3つのフィールドそれぞれの写真表現のプロとして、その技術を学んでいく。

卒業生の多くが写真のプロフェッショナルとして第一線で活躍しています。この分野では「コマーシャルフォト」「スタジオポートレイト」「フォト・ジャーナリズム」の3領域に分かれ、実社会で通用する即戦力としての技術・知識を身に付けます。「コマーシャルフォト」は広告業界で活躍できる写真技術を、広告写真の撮影手法やライティングなどの実習を通じて修得。「スタジオポートレイト」は、商業写真館で撮影されるポートレイト技術をレタッチなどとともに学びます。「フォト・ジャーナリズム」はメディア発信できる写真技術の修得とともに、メディア特性を理解した上で社会を切り取るジャーナリスティックな思考や視点も学んでいきます。

分野写真

教員ピックアップ

ハービー・山口(はーびー・やまぐち) 客員教授 (写真家)
大学卒業後、イギリスへ渡り、10年間を過ごす。帰国後は、福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井(しせい)の人々にカメラを向け続けている。

伝えたいのは、写真に対する絶対的な愛。

最初に写真に出会ったのは中学2年生のとき。「人に勇気を与えるような写真」という写真家としてのテーマは、そのころからほぼ変わっていません。ビジネスでも、作品制作でも、同じスタンスで臨みます。なぜなら、写真を愛しているから。写真だけは信じたいし、絶対的にピュアなものであってほしいのです。
だからこそ、僕は授業でテクニカルなことだけではなく、写真との向き合い方を学生に学んでほしいと思っています。そこがブレなければ、きっと「写真をやっていてよかった」と思えるときがくるはずです。
大西 みつぐ(おおにし みつぐ) 客員教授 (写真家)
東京綜合写真専門学校卒業後、同校で専任講師を務める。『遠い夏』『周縁の町から』で木村伊兵衛写真賞を受賞する。個展企画展多数。受賞歴多数。現在、日本写真家協会会員。

ファインダーから見える社会。それを見つめる姿勢。

「生活者の視点で写真を撮り続ける」。某雑誌が私をこう評したことがあります。まさに、私は街を歩き、空気を体感し、そこから立ち上がってくる風景や人を撮影してきました。
本学科の学生はみな、非常にやる気があり、ふと気がつけば学生同士で写真論を交わす姿も見かけます。
そんな学生たちに私が伝えているのは、レンズを通してファインダーから社会を見つめていく姿勢です。視点を持ち、視野を広げることは、写真を撮影するという行為を大きく変えてくれるはずです。
田中長徳
田中 長徳 (たなか ちょうとく) 客員教授

1947年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。
在学中に銀座ニコンサロンにて史上最年少(当時)で個展。その後フリーランスで活躍、世界各国で個展を開催するかたわらカメラ評論も行う。最近は、「東京大周遊」をライフワークとして撮影中。写真展、写真集、随筆など多数。

所 幸則
所 幸則 (ところ ゆきのり) 客員教授
1992 年「フォトキナ 92」で「世界の新しい表現者」として選ばれる。その後、海外の雑誌に特集が組まれるなど国内外で広告写真家としてcartier、コカ・コーラ、HONDA、TOYOTA、日産グループ、Panasonic、Sony、NIKE、Canon、三菱電機、TVドラマ等のキャンペーンなどでも活躍。2008年、所幸則が発明したワンセコンドという概念。写真に一秒の動きを封じ込めるその新しい考えと数学者のように綿密に計算しつくされたかのような構成力、そして普遍的な美のイメージと独自の手法を融合させた、独特な世界観が世界から高い評価を得ている。
【主な発表】1990年代〜2014年東京都写真美術館を始め世界中で写真展多数。
2014/9〜10月銀座ソニービル、阿倍野ハルカス、高松市立塩江美術館で同時期に個展開催。
【代表的出版物】「天使に至る系譜~CHIAROSUCURO~」(美術出版社)
「Shibuya 1 second Vol.1」(蒼穹社)2014/09/01
赤木 正和(あかぎ まさかず) 准教授 (水中写真家)
本学科卒業後、ダイビング専門誌で約20年にわたってグラビアを担当。ナショナルジオグラフィック誌でも活躍。現在では、水中撮影のみならず、エディトリアルからコマーシャルまで広い活動を展開。本学ではムービー撮影の指導を行う。

多様化する写真の仕事。社会が求めるニーズに応える技術を学生に。

現在、写真家の仕事はとても多様になっています。僕自身、ライフワークとなっている水中での撮影以外を行うこともありますし、写真ではなく映像を撮影することも少なくありません。本学科における僕の担当分野はデジタル一眼レフでの動画表現ですが、このカメラはまさに多彩な表現が可能なものとなっています。僕の授業を受けた学生たちが社会に出たとき、様々なニーズに応えられるように、基礎的な部分だけでなく、その先にあるクリエイティブな技法にまで踏み込んで、しっかりと伝えていきたいと思います。
津田直
津田 直 (つだ なお) 客員准教授
1976年神戸生まれ。
ファインダーを通して人と自然との関わりを翻訳しつづけている写真家。2012年キヤノンギャラリーSにて個展「Storm Last Night/Earth Rain House」を開催。作品集には『SMOKE LINE』(赤々舎)など。2010年、芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)受賞。
飯沢 耕太郎
飯沢 耕太郎 (いいざわ こうたろう) 客員教授
写真評論家。1954年、宮城県生まれ。
1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。1991年、キヤノン主催「写真新世紀」、リクルート主催「写真ひとつぼ展」の立ち上げにかかわる。現在、大阪芸術大学客員教授。東京綜合写真専門学校、東京藝術大学、青山学院大学などで講師を務める。主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書、1996年)、『私写真論』(筑摩書房、2000年)、『デジグラフィ』(中央公論新社、2004年)、『きのこ文学大全』(平凡社新書、2008年)、『写真的思考』(河出ブックス、2009年)、『「女の子写真」の時代』(NTT出版、2010年)、『石都奇譚集』(サウダージブックス+港の人、2010年)、『きのこ文学名作選』(港の人、2010年)、『これが写真だ!2』(アトリエサード、2011年)、『アフターマス 震災後の写真』(NTT出版、2011年)などがある。

授業風景

  • 写真実習Ⅰ・Ⅱ(ミクスドメディア)
    写真実習Ⅰ・Ⅱ
    (ミクスドメディア)
  • 写真実習Ⅰ・Ⅱ(暗室)
    写真実習Ⅰ・Ⅱ(暗室)
  • 写真実習Ⅰ・Ⅱ(B/W引伸ばし、カラー引伸ばし)
    写真実習Ⅰ・Ⅱ
    (B/W引伸ばし、カラー引伸ばし)
  • 写真実習Ⅲ・Ⅳ
    写真実習Ⅲ・Ⅳ
  • 写真実習Ⅲ・Ⅳ
    写真実習Ⅲ・Ⅳ
  • 写真実習Ⅰ・Ⅱ
    写真実習Ⅰ・Ⅱ
  • 写真実習Ⅰ・Ⅱ
    写真実習Ⅰ・Ⅱ
  • 写真実習Ⅴ(スタジオ)
    写真実習Ⅴ(スタジオ)
  • 写真実習Ⅲ・Ⅳ
    写真実習Ⅲ・Ⅳ

学生作品

  • 作品1
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  • 作品2
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  • 作品3
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カリキュラム

1年次 2年次 3年次 4年次
必須科目 講義 写真概論
写真史Ⅰ
写真科学
写真光学
写真法規 作家論Ⅰ
写真印刷論
実習 写真実習Ⅰ
写真実習Ⅱ
写真実習Ⅲ
写真実習Ⅳ
写真実習Ⅴ
写真制作Ⅰ
写真制作Ⅱ
卒業制作 卒業制作・論文
選択
必須科目
講義 写真作家行動論
写真情報論Ⅰ
写真映像論Ⅰ
デザイン史
日本美術史
写真論Ⅰ
写真論Ⅳ
作家論Ⅱ
写真史Ⅱ
写真情報論Ⅱ
写真映像論Ⅱ
写真照明論
写真論Ⅱ
写真論Ⅲ
写真論Ⅴ
写真映像論Ⅲ
写真映像論Ⅳ
※このカリキュラムは2013年度入学者用履修案内をもとに作成しています。実際の入学時には変更になる場合がありますのでご注意ください。
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