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舞台芸術学科

舞台美術コース

舞台美術コース

セットや衣装デザイン、大道具・小道具の製作、劇場での仕込みに至るまで、舞台芸術全般について公演をとおして学習

ピックアップ授業

イメージする舞台装置を造形化 イメージする舞台装置を造形化

舞台美術実習Ⅰ
舞台美術実習Ⅰ

舞台美術に関わる基礎知識に触れ、木工・作画の制作実習を行うことで、イメージを造形化するために必要な力を養う。美術プランに従い、舞台セットを制作。経験を積むとともに、完成したときの感動をわかち合う。

舞台美術が担う役割とは 舞台美術が担う役割とは

舞台美術基礎研究
舞台美術基礎研究

舞台芸術作品における美術の役割を把握し、さまざまなイメージトレーニングを通して発想のメカニズムを体感し、モノ(装置)と人(演技者)の関係を考察、発想力の強化と基礎造形力の向上をねらう。

総合芸術としての衣裳の役割を理解 総合芸術としての衣裳の役割を理解

コスチュームデザインⅡ
コスチュームデザインⅡ

実際に行われる学外公演の衣裳デザイン・制作や、任意のロマン派オペラ作品を選び、登場人物の明確なキャラクター設定及び、舞台美術プランを想定した上での衣裳をデザインする。

実践で叩き込む舞台美術家の動き 実践で叩き込む舞台美術家の動き

舞台美術実習Ⅲ
舞台美術実習Ⅲ

舞台美術家の仕事と思考過程を学び、戯曲をもとに装置デザインから模型製作をとおしてデザインを実践。学内上演の為のスケジュール管理、役割分担などの実務も実戦で行う。

教員ピックアップ

舞台美術家
加藤 登美子
准教授
挑戦する勇気を持って、何事も思いっきり楽しもう!

舞台美術は作品のイメージをビジュアル化し、劇空間の空気を作り出す重要な役割。演出家や俳優と協力し、創作過程で自己を磨くことで人間力やクリエイターとしての力を高めます。総合芸術大学だからこそ得られる様々な刺激を通じて、新しい発見を楽しみましょう。

『小さなエイヨルフ』兵庫県立ピッコロ劇団
大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。フリーの舞台美術家として、南河内万歳一座・兵庫県立ピッコロ劇団・人形浄瑠璃鹿角座など関西の劇団を中心に活動。1987年海外公演の経験を機に、長期滞在型渡航を始める。現在までに訪れた国は20ケ国以上になる。また国際舞台美術展プラハ・カドリエンナーレ出展多数。ピッコロ舞台技術学校主任講師。1983年 第9回舞台テレビ美術展大阪府知事賞、1997年第24回伊藤熹朔賞新人賞、1999年 大阪舞台芸術奨励賞、2012年第39回伊藤熹朔賞奨励賞、2013年 尼崎市民芸術賞、2019年第46回伊藤熹朔賞本賞受賞。2020年兵庫県功労者文化功労表彰。
柴田 隆弘
舞台美術家
柴田 隆弘
准教授
舞台の世界観を具現化し、空間をつくり出す楽しさを!

舞台美術はさまざまなシーンに出会える、すごく欲張りな芸術だと思います。場所、時代、季節など毎回リサーチすることでいろんな発見や出会いがあります。好奇心を持ち、たくさんの知識を身につけ、経験を積み、舞台づくりを楽しんでほしいと思います。

シアターBRAVA!つながる音楽劇『麦ふみクーツェ』
シアターBRAVA!つながる音楽劇『麦ふみクーツェ』
大阪芸術大学卒業。木谷典義氏、大澤裕氏に師事。関西を中心にさまざまな劇団の舞台美術プラン製作を手がける。(一社)日本舞台美術家協会 西日本支部理事。第28回伊藤熹朔賞新人賞、第43回伊藤熹朔賞本賞など受賞多数。
松生 紘子
舞台美術家
松生 紘子
講師
年間50作品以上を手がける舞台美術家から学ぶ、プロの仕事術

舞台美術は作品のすべてと密接に関係し、作品の感動を左右するもの。舞台美術家には、デザインしたものを、責任を持って図面化し、人に伝え、発注する力が必要です。舞台は総合芸術と言われ、共同作業で成り立ちます。ぜひ、人との縁を大切にしてください。

『舞台 少女ヨルハVer1.1a』
『舞台 少女ヨルハVer1.1a』
大阪芸術大学卒業後、劇団四季に入団し5作品の装置をデザイン。土屋茂昭氏に師事。2009年~2014年はロンドンを拠点に働き、現在は日本でオペラ、ミュージカル、ストレートプレイ、2.5次元作品などを手がける。第44回伊藤熹朔賞奨励賞受賞。

学生作品

  • 舞台美術コース 卒業制作展

時間割の例

  • 理想的な1年生の時間割(前期)
    理想的な1年生の時間割(前期)
  • 理想的な1年生の時間割(後期)
    理想的な1年生の時間割(後期)
舞台芸術学科入試情報
募集人数:170 名
舞台芸術学科では、舞台は演者と裏方の共同作業によって成り立っていることを理解すると共に、自身が取り組む分野について厳格な技術の研鑽に励む人物を求める。
求める学生像
    • さまざまな分野の演者として表現力を磨きたい人物
    • 舞台の裏方として専門的な技能を身につけたい人物
    • 「舞台人」としての自覚や物事に対する姿勢、考え方を学びたい人物
    • 広く社会で求められる礼儀作法や協調性、豊かな人間性を育みたい人物