時代が求めるデザインのあり方を知り、自由な発想でものごとを考える力を学内外のプロジェクトを通じて養う
産学連携などをとおして実践的なデザインに取り組むプロジェクト。コースの壁を取り払い、地域や企業といった産官とコラボレーションしてものづくりに挑戦し、社会とデザインの関わりを直接体験することができる。
印刷の種類と原理を、シルクスクリーン技法をとおして学習。プロセス、スポットカラー、特殊印刷など、さまざまな実習を経験しながら、用紙の種類や製本方法など、印刷全般について学んでいく。
コースや学年の垣根を越え、デザインに関わるさまざまなチームで参加する、デザイン学科の特徴的なプロジェクト。学生が主体となり、ときには学科の枠を越えて取り組むこともあり、デザイン領域の幅が広がる。
今までに学んで来た知識、理論、表現技術を生かし、更に質を高め最終作品を制作。社会環境に的確な対応をするために、表現技術のみならず理論的な根拠と自らの理念に基づいたアイデアが求められる。
グラフィックデザインには、伝える、納得させる、感じさせるなどの役割があり、そこには確かな計画に基づいた豊かな感性が生かされていなければなりません。本学では、あなたのオリジナリティーが、さまざまなメディアをとおして想像を超えて大きく広がるよう、理解する力、工夫する力、表現する力を養います。
つねに「もっとも美しい答えを出す」ことを大切にしてきました。デザインをめざす強い思いがあるなら、私が培ってきたすべてを伝えます。気がつけば、デザインの思考・プロセス・表現といったプロの現場で必要なスキルが身についていることでしょう。
<デザイン>とは、<人生や生活に彩りを添えるもの>だと思います。そして、その彩りは暮らしを豊かにします。世のなかに添える彩りを、みなさんと一緒に考え開発していきたいと思います。デザインの力で、<豊かな暮らし>を生み出して、世のなかにワクワクを届けましょう!
三木式デザイン7則:①最小の表現で最大の効果を。②ユーモアは魔法の薬。遊び心をわすれない。③語れるものづくりを意識する。④着眼大局・着手小局。全体と部分を行き来する。⑤不易流行。残すものと新しくするものを見極める。⑥わかりやすさの設計。⑦お客さまのその先のお客さまに「喜びをリレーする」。デザインの発想法です。
僕自身は大学には行っていないのですが……大阪芸大に来るたびに、こんな環境があって、まわりに同じような志を持った人がいて、うらやましいなと心底感じます。デザインは“楽しい”をつくる仕事なので、何よりも楽しく過ごすこと、それが未来につながると思います!
デザインは「ロジック」です。「自分が好きだから」「きれいだから」だけではなく、意図を説明できなければなりません。デザインは社会とコミット=関係するものです。4年間で、好きなことを社会とつなげていけるよう、デザインの可能性を見つけてください。