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朝日・大学シンポジウム 声優学概論 声優進化論。 朝日・大学シンポジウム 声優学概論 声優進化論。

放送学科 / 産官学連携, その他
2015/07/16

毎年多くの有名声優陣が登壇する「朝日・大学シンポジウム 声優学概論 声優進化論。」は、学生たちの日ごろの成果を発表する場であるとともに、声優を志す学生や、アニメなどのカルチャーファンにとっても夢の舞台。今年も『ドラゴンボール』の孫悟空役で知られる野沢雅子先生や、『ONE PIECE』のエース役で人気の古川登志夫先生をはじめ、『アルプスの少女ハイジ』ハイジ役、『キテレツ大百科』コロ助役を演じる杉山佳寿子先生、『金田一少年の事件簿R』金田一一役を演じる松野太紀先生、『シティーハンター』槇村香役を演じる伊倉一恵先生など、日本の声優シーンを牽引するビッグネームが一堂に集結しました。

シンポジウムのなかでは、声優にとって重要な心構えやトレーニング、自身の体験談や業界裏話まで、ここでしか聞くことのできない、貴重な話ばかりです。学生たちの披露する技術をみても、回を重ねるごとに成長が感じられる本イベント。今後の飛躍が期待されます。

放送学科 声優コース
宮園 拓夢さん

学年全体の発表「外郎パフォーマンス」、朗読劇「遥かなる車窓」(医師役)、アニメ「金田一少年の事件簿」のアフレコパート(毛利衛門役)に出演しました。準備期間中はまず自分の現状を把握し、向上させることを意識しました。何度も反復練習を行い、客観的な意見をもらうために友人に聞いてもらったりもしました。
本番の感想は緊張の一言。この期に及んでどう足掻いても無駄だという気持ちと、だからこそ、これまで積み重ねてきたものを存分に発揮しなければという決意が混ざり、平静を保つことに必死でした。結果的に無事に本番を乗り切ることができ、同じ道を志す仲間との団結力や一体感を改めて実感しました。
今回のシンポジウムは、声優をめざす者としての責任の重さや今の自分に足りていないものを知ることができた貴重な経験となりました。自分にとっても他人にとってもよいと感じられるものを生み出せるよう、残りの学生生活を貪欲に過ごしていきたいと思っています。

放送学科 声優コース
田渕 桃さん

学年全体での「外郎売りパフォーマンス」のほか、役者としてどうしても舞台に立ちたかったので、オーディションでは自分の出せる全力を尽くして臨みました。その結果、群読劇とアフレコに参加することができました。
役をいただいてからの衣装や役作り、歌やダンスはどれも大変でしたが、充実した稽古期間を過ごせました。
本番を終えた今、もっと役について考えることができたのではないか、もっと歌えたのではないかと反省は絶えません。けれど、舞台からたくさんのお客さまの姿が見えたときには感動し、観てくださる方々に楽しんでもらうために私自身も全力で楽しむことができたと思っています。
大人数でひとつのものをつくり上げるということには、とてつもなく大きなパワーが必要。みんなで準備し、稽古に励み、本番を迎える。その一つひとつを乗り越える力を身につけられたことは、私を含めて全員にとって大きな成長となったのではないかと思います。
これからも自分の声と、そして自分自身ともっと深く向き合い、卒業公演やその先の未来に向けて精進していきたいです。

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