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LIVING & DESIGN 2025 LIVING & DESIGN 2025

デザイン学科
2025/10/10

トータルインテリアの見本市「LIVING & DESIGN 2025」が今年も9月3日(水)~5日(金)、東京ビッグサイトで開催され、大阪芸術大学もブースを出展しました。

第100回東京インターナショナル・ギフト・ショーと同時に開催されたLIVING&DESIGNは家具、インテリア、内外装メーカー等の住空間を彩る出展社が集結し、心地よい住まいを実現するための新しい商品の発表や、リノベーション提案などの出会いと交流の場となっています。多数の企業やバイヤー、業界関係者の方々が来場されます。出展社のブースが並ぶ中、大阪芸術大学のブースは学内選考を経て選ばれた、約30点の作品が展示され注目を集めました。

大阪芸術大学のテーマは「CHAIN(チェーン)」。頭文字のCを鎖に見立てたキービジュアルには、人と人、人とモノ、学生と企業を「末永くかたい絆」でつないでいきたいという想いが込められています。


LIVING & DESIGNのプロジェクトは、準備段階から当日の運営などすべてを学生自身が担当します。今年もグラフィック、ブース、マネジメントの3つのチームに分かれ、パンフレットやロゴ、ブース設計・デザインまで学生たちの手で行われました。


大学が出展することにはPR以外にもいくつか狙いがありますと担当のデザイン学科准教授 石津先生は言います。

第一は学生の作品を一緒に形にしてくださるパートナーを探すこと。小さな出会いでも学生にとっては大きな転機になります。

そのきっかけをいただけたらと考えています。

 次に、学生が社会との接点を持ち、就職にも繋がればと考えています。多くの企業の方に、本学の学生たちはこんなに発想豊かで、素敵なモノづくりをしているということを知っていただけたらと思います。

デザイン学科 空間デザインコース3年生
岩川 七海 さん

1年生の頃から出展に携わってきました。
私たちはモノづくりの集積地として知られる大阪で、未熟ながらも日々ストイックに作品と向き合っています。
そんな姿勢を、力強い金属のイメージに重ね『CHAIN』というテーマを選びました。ブース全体は無彩色で統一し、キービジュアルの赤と青が際立つように仕上げました。会期中は、大学内の展示では得られない“生の声”をいただき、社会のニーズを実感します。作品を見てくださった方からのご意見に加え、他の出展社のブースを訪問し、お話しすることで、社会や時代の流れを肌で感じ、ニーズを知り、より客観的な視点が得られると感じています。この経験は、今後の制作活動において、大切な価値観になると考えています。