JIDF学生文化デザイン賞2025
JIDF学生文化デザイン賞2025 グランプリ受賞
【受賞者】
今井 凜(デジタルメディアコース 2025年卒業)
『学生による世界を驚かすアイデアを選出する日本文化デザインフォーラム/JIDF学生文化デザイン賞2025』において、日本全国からエントリーされた多数の作品を押しのけ、グランプリに選出されました。
受賞作品は『音を色(デザイン)に変える』。
今年の卒業制作展にむけてつくられ、学長賞にも選ばれた作品です。
「音も色も本質はどちらも波」という着想から音声をリアルタイムでカラフルな文様に変換・出力する試みが、このシステムの将来的な利用方法も含めて審査メンバーに評価された結果の受賞でした。
大阪芸大からの受賞は、2021年企業賞 大西藍李、2023年準グランプリ永山愛唯(ともにデジタルメディアコース)、 2024年入選 山本桜輔 他3名(ハイパープロジェクト)、に続き4度目にして初のグランプリとなります。
■日本文化デザインフォーラム
日本文化デザインフォーラムJapan Inter-Design Forum (JIDF)は、アート、デザイン、建築、科学、哲学、文学、評論、伝統芸能、都市計画、写真、食、音楽、映像等など、多彩な分野の先端的な活動をしている専門家 約120 名が自発的に集まった任意の団体です。それぞれの専門ジャンルの垣根を超えて会員相互で交流・啓発しあうことで、これまでにない発想を生み出し、多角的な視点から日本及び世界の「文化をデザイン」することを目的に活動している。 会員には、茂木 健一郎、箭内 道彦、日比野 克彦、中島 信也、遠山 正道、手塚 貴晴、佐藤 可士和、コシノヒロコ、大須賀 勇、猪子 寿之など、多様なジャンルのクリエイターが名を連ねる。
■JIDF学生文化デザイン賞
2018年よりスタートした学生を対象としたJIDF主催のデザイン賞。「世界を驚かすクリエイティブ」をキーワードに、事業企画、イノベーション企画、社会活動、建築企画、デザインプロジェクトなど、幅広い領域を対象にコンセプト重視のユニークな贈賞を行ってきた。審査員はJIDFの会員全員。会員投票で選ばれた上位6名が、東京の本選でプレゼンテーションを行い、そのプレゼン力もあわせて評価されてグランプリが決定する。