本サイトはInternet Explorerには対応しておりません。Chrome または Edge などのブラウザでご覧ください。
音楽学科

音楽・音響デザインコース

音楽・音響デザインコース

学びの柱となるのは、「創作」「研究」「音楽工学理論」の3つ。音楽・音響について日本屈指の環境で学ぶ

ピックアップ授業

音楽プログラミングを基礎から 音楽プログラミングを基礎から

音楽・音響デザイン1
音楽・音響デザイン1

実際の音楽・音響・サウンドアートの現場で使用されているプログラミング・ソフトを利用して、音楽・音響デザインのさまざまな手法を習得。音楽制作やメディアアートの作品制作に役立てる。

作品制作の過程で学ぶ録音の知識 作品制作の過程で学ぶ録音の知識

レコーディング2
レコーディング2

スタジオ録音に必要な各種音響機器や設備に関する基礎知識を学び、さまざまな演奏をマルチトラックで録音。ミックスダウンするまでを体験することで、CD音源を制作する録音テクニックを身につける。

音色を聴きわける力をのばす 音色を聴きわける力をのばす

音楽スタジオレコーディング
音楽スタジオレコーディング

スタジオの音響システムについて学び、さまざまな型式のマイクロフォンを使用して音色の違いや特徴を体験し、音色を聴きわける力を伸ばす。それぞれの音源に適した収音システムを構築し、レコーディングを行う。

録音・音響機器の知識を実践する 録音・音響機器の知識を実践する

ステージ音響実習
ステージ音響実習

録音や音響機器の知識を習得するために、ホールでのレコーディングやSR(コンサート音響・舞台音響)を想定したプランニングと、その実践を行う。クラシックからポップスまで幅広くカバー。

教員ピックアップ

作曲家、音楽プロデューサー
高田 耕至
音楽学科長
大学生活というリハーサル期間を大いに楽しみ、失敗も糧に

プロフェッショナルとして生きることは、音楽への責任はもちろん、経済的責任、社会的責任も大きく伴ってくるということです。大学生活中は音楽そのものに没頭できる人生最後のリハーサル期間。大いに楽しんで、たくさんの失敗をしてください。その経験が、今後最前線で戦っていける知恵と勇気を必ず与えてくれるはずです。

「Post Classical 起・承・転・結」MLCD-1057 フジパシフィックミュージック
「Post Classical 起・承・転・結」MLCD-1057 フジパシフィックミュージック
ソウルエミッション取締役、ビクターミュージックアーツ所属プロデューサー。2003年、音楽ユニットVitarise(ビタライズ)でデビュー。TBS「スーパーサッカー」、フジテレビ「F1グランプリ~Truth~RESONANCE-T MIX」、NHK総合テレビ「NHK海外ネットワーク」など各種テーマ曲も多数制作。
五木田 岳彦
作曲家、博士(作曲学)
五木田 岳彦
教授
近未来が求める作曲法を伝授

作曲の原点は想像力です。想像力は知識の量に比例します。古典から現代までのあらゆる作曲法を学び、どんどん想像力を高めてください。さらに、最新のデジタル技術を習得して、近未来のさまざまなプラットフォームで活躍していけるようサポートします。無限に広がる音楽の魅力を世界に向けて発信しましょう。

©︎ Goroku Co., Ltd. これまでにリリースされたCD、DVDから抜粋
©︎ Goroku Co., Ltd. これまでにリリースされたCD、DVDから抜粋
ハーバード大学大学院作曲科を特待奨学生として修了、博士号取得。ハーバード大学最優秀講師賞、スプラギュー作曲賞、イタリア賞など受賞。「NHKスペシャル」「NHKクローズアップ現代」や、アニメなどの音楽も幅広く作曲。多くの作品が国内外で発表されている。
竹保流尺八大師範
志村 哲
教授
否定のなかから本当の情熱が確認できる

大学で学ぶ価値は、自分の好きなこと、得意なことを伸ばすことより、才能があることを否定してみるチャンスが得られることかもしれません。大阪芸大でなら、多様な能力と価値観を持つ先生、そして学友との遭遇により、いくら否定しても湧き出る情熱が何かを再確認できる機会も多くあるのではないかと私は考えています。

『古管尺八の楽器学』
『古管尺八の楽器学』
音楽とテクノロジーを統合的に把握する音楽工学理論を長年追究。また、歴史的楽器の実演および科学的研究に従事。邦楽器尺八の音楽的研究で博士(学術)。独自の発想で開発した尺八シンセサイザーと伝統技法を融合させた唯一の尺八演奏家。
作曲家
田中 久美子
教授
読譜・記譜の力をつけて、音楽制作の世界を広げる

音楽・音響デザインコースでは作曲も学ぶことができます。大切なのは、頭のなかに浮かぶ音のイメージを音符で正しく表現できるようになること。そのための技術を習得し、楽器の特性や音色を学ぶことで、作曲のみならず、音響クリエイターになるための基礎力も養うことができます。

『扇の的』
『扇の的』
池内友次郎(東京藝術大学名誉教授)、エディット・ルジェ(フランス国立パリ高等音楽院名誉教授)に師事。第1回ランベルサール国際吹奏楽作曲コンクール・アルトサキソフォン協奏曲部門第1位。100曲以上の作品がフランス、オランダ、日本で出版されている。
evala
音楽家、サウンドアーティスト
evala
客員教授
新時代の音づくりを学べる

近い将来において、ポップミュージックは人工知能がヒットチャートを占めていくでしょう。そのような現在、一方で、美術館や公共空間、プロダクトから都市計画まで、社会を「目に見えない音」から思考し創造することが世界中で求められはじめています。これからの音楽家はスタジオワークにとどまらず、新しい視座で動くことが大切なのです。

空間音響アルバム『聴象発景 in Rittor Base ‒ HPL ver』(RittorBase Records/2021年) 2021 年に国際賞プリ・アルスエレクトロニカ栄誉賞を受賞。
空間音響アルバム『聴象発景 in Rittor Base ‒ HPL ver』(RittorBase Records/2021年) 2021 年に国際賞プリ・アルスエレクトロニカ栄誉賞を受賞。
新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」主宰。立体音響システムを駆使し、独自の“空間的作曲”により先鋭的作品を国内外で発表。2020年「インビジブル・シネマ(耳で視る映画)」をコンセプトにした『Sea, See, She ーまだ見ぬ君へ』を世界初上映し、第24回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞。
石上 和也
作曲家、即興演奏家
石上 和也
准教授
世界に通じる電子音楽を伝授

音楽教育コースでは、音楽教師、音楽指導者に必要な知識・技術・教養を習得します。幅広く芸術全般に興味を持ち、思考・研究をし、また演奏では技術と表現の両面から完成度を上げるとともに、音楽の基礎的学習の理解と日常的な努力も必要です。

『canceller X』(KYOU RECORDS / 2017年)
『canceller X』(KYOU RECORDS / 2017年)
電子音響音楽、実験音楽、サウンドアート、ノイズ・ミュージックなどの領域で活動を行う。DRドイツ公共放送からの委嘱作品制作をはじめ、ICMCなどの国際会議・国際電子音響音楽祭で作品を上演。コンサート・ライブイベントの主催や音楽レーベルも主宰し、これまでに100タイトルを超える作品をリリース。
波多腰 英靖
レコーディングエンジニア
波多腰 英靖
特任准教授
スタジオ録音の真髄を学べる

私はレコーディングエンジニアとして、楽器から日常の音(鳥の声など)まで、その映像が見えるような録音をしたり、聞き手にいちばん伝わるような演出を考えたりすることを心がけています。エンジニアリングに限った話ではありませんが、多様性の理解が重要なのではないかと思っています。

吉田兄弟20周年企画「吉田劇場」の配信音声を担当。
吉田兄弟20周年企画「吉田劇場」の配信音声を担当。
レコーディングエンジニアとして、近年では吉田兄弟、紀平凱成、角野隼斗らアーティストのレコーディングに携わる。ROCK IN JAPAN FESTIVALやCOUNTDOWN JAPAN といった有名ロックフェスの配信・放送の音声を担当している。

学生作品

時間割の例

  • 音楽・音響デザインコース1年生の時間割例(前期)
    ※これに一般教養科目を入れ、ピアノや声楽・邦楽などの実技系科目を履修する学生が多いです。
    音楽・音響デザインコース1年生の時間割例(前期)
  • 音楽・音響デザインコース1年生の時間割例(後期)
    ※これに一般教養科目を入れ、ピアノや声楽・邦楽などの実技系科目を履修する学生が多いです。
    音楽・音響デザインコース1年生の時間割例(後期)
音楽学科入試情報
募集人数:55 名
音楽学科では、いつの時代も人間社会に潤いをもたらしてきた音楽の素晴らしさや多様性を学び、新しい音楽の創造者、音楽教育の指導者になりたい人物を求める。
求める学生像
    • 音楽を通して美を追究する創造力のある人物
    • 音響技術を駆使して音楽をより豊かにしたい人物
    • 既成概念にとらわれず音や音楽と向き合いたい人物
    • 音楽教育の指導者として将来活躍したい人物