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国際交流
2010/03/08

カリフォルニア研修レポートvol.1

 先月中旬に、大阪芸術大学から15名の学生が大阪芸術大学・カリフォルニア美術大学(CCA)染織&版画交流作品展に参加するため、アメリカ・サンフランシスコを訪問しました。これに参加した美術学科版画コースの増田清香さんからレポートを頂きました!!ということで、2日に分けて紹介します!!

・1日目(18日)出発、オープニングパーティー

研修旅行1日目。いよいよサンフランシスコに向けて出発の日。久し振りに乗る飛行機にワクワクしていました。気流の関係で途中飛行機が上下に揺れて、象さんたちは顔が真っ青になっていました。私はジェットコースターみたいで楽しんでいましたが・・・。ぐっすり眠っている間に気づけばアメリカ合衆国。初めて乗るBARTに戸惑うワタシ。何もかもが新鮮で、楽しいことにたくさん出会えるような予感がして胸が躍ります。テーマパークみたいな街並みが外国に来たことを実感させます。夜のオープニングパーティーでは、英語が話せない私は、若干不安になりながらの出席でしたが、CCAのみんながゆっくり話してくれたおかげで、少しですが会話ができて、とてもうれしかったです。みんながにこやかに歓迎してくれて本当に感謝です。この日出会った、笑顔がとってもかわいいミックから水でつけられるタトゥーをもらって、興奮したままホテルへと戻る私でした。

・2日目(19日) San Francisco Museum of Modern Art, CCA San Franciscoの見学

 時差ボケも全くなく快眠。そして、美術館へ出発。日本とは違って大胆な色使いが目を惹きます。写真の展示コーナーを見て思ったことは、注目するところが面白いなぁということです。私たちの感覚では、全体を見る感覚がつようように思うのですが、こちらの人たちは部分的、局部的な面白い箇所(ピーマンをアップで撮って、何かの内臓のように見せる作品など)を見つけることが上手いということです。  午後はCCA San Franciscoを見学させてもらいました。教室を見ただけでも、ここで学ぶ学生たちが生き生きと楽しんで真剣に作品と向き合う姿が想像できます。そして、やはり心に残ったことは、鮮やかで大胆な色使いでした。

・3日目(20日) 染織・紙スキ

染織:初めての染織実習にワクワク。どんな仕上がりになるのか全く見当がつかないのでドキドキしました。モノ作りの、こうした興奮感はたまらなく楽しいです。思う存分モノ作りの楽しさを噛みしめられたのが、とても幸せでした。道具も環境も、初めて見たり作ったりすることばかりだったので、記憶に残りました。染織コースの子たちはやっぱり仕上がりがとてもきれいで魅入ってしまいました。ほんのさわりだけ体験しただけなので、もっと深く勉強してみたいと思いました。とにかく本当に楽しかったです。また挑戦してみたいと思います。
紙スキ:こちらも私は初挑戦。外は寒いけど、全然気にならないくらいに夢中になっていました。ナンス先生はどこか原先生に似ていました。温かくて笑顔が素敵。一緒に作業ができることを素直に幸せに感じられる先生。もっと英語を話せるようになって、もう一度教わりたいです。そうしたらもっといろんなことをナンス先生から学べそうだと感じました。紙スキにはコツが要りました。なかなか均等なフラットな面は作れませんでしたが、味のある私だけの紙が作れたので満足です。

明日のvol.2へ続く・・・。