本サイトはInternet Explorerには対応しておりません。Chrome または Edge などのブラウザでご覧ください。
Topics

「開けたら閉めよう」扉アートプロジェクト ~デザインの力で「省エネ」を 「開けたら閉めよう」扉アートプロジェクト ~デザインの力で「省エネ」を

デザイン学科, 放送学科
2025/07/29

空調のかかった場所で開け放った扉は、エネルギーの無駄遣いでしかありません。

「みんなが思わず扉を閉めたくなる」そんな気持ちを喚起するために、コミュニケーションやデザインで、どんなことができるのか。

それがこの作品を生み出すきっかけでした。放送学科・広告コースの学生が企画立案し、デザイン学科の学生がアート作品として着地させます。

企画のスタートは昨年の夏、デザイン学科でのコンペの実施から。

以後半年にわたって、試行錯誤を繰り返しながら、ようやくたどり着きました。

総合体育館のアリーナへ続く入り口は、様々なイベントで学外の人が訪れる、いわば大阪芸大の顔とも言える場所です。

2枚の扉にわたってデザインされた作品は、扉を閉めた時に作品として完成します。ぜひ扉を閉めて、素敵な作品をご覧ください。

デザインを担当した櫻井良介さんのコメント

作品のタイトルは「門出」です。

期待を胸に新たな一歩を踏み出す姿と、未来への不安故に前を向けない姿を、生身の人間と機械で表現しました。

両面合わせて見た学生には、今後も発展していくであろうAI技術とどう付き合っていくのか、切り離して独自の道を生きるのか、受け入れ使いこなして生き残っていくのか、前向きに考えて欲しいなと思い描きました。

私自身、期待と不安とプレッシャーで体調を崩すこともありましたが今年の五月までの半年間、試行錯誤を重ねようやく形にできました。支えて下さった先生方、家族、友達には感謝しかありません。

扉を閉めれば作品が完成します。ぜひ扉を閉めて、作品を楽しんでください。

(企画:デザイン学科 高橋善丸・東隂地正喜 放送学科 榊原廣・絹谷公信)