本サイトはInternet Explorerには対応しておりません。Chrome または Edge などのブラウザでご覧ください。
Interview

音楽を教えるというより
人間を育てる仕事。
大阪芸大での幅広い出会いの経験を
活かしています。
音楽を教えるというより
人間を育てる仕事。
大阪芸大での
幅広い出会いの経験を
活かしています。

音楽学科卒
池田 純子
藤井寺市立第三中学校
音楽教育学科
(現:音楽学科 音楽教育コース)
2008年卒

大阪芸大の思い出

小学校4年で初めて音楽室で授業を受け、音楽の楽しさを知りました。子どもたちにも音楽との良い出会いをさせてあげたいと、音楽教員をめざしました。小さい頃から習っていたピアノとバイオリンに加え、大阪芸大で文部省唱歌や日本の歌を学んで音楽の世界が広がりました。また、音楽大学と違ってさまざまな芸術表現を見て感じることで、自分は何を発信できるのかと考えるようになりました。

教職に役立ったこと

音楽の教職カリキュラムで、ピアノ伴奏から編曲や指揮、合奏・合唱、ミュージカルまで幅広く学んだことは、今、中学校の音楽教員として授業をするにも顧問である吹奏楽部の指導にも本当に役立っています。学校インターンシップも、経験してよかったことの一つ。中学校で、陸上部の指導や特別支援学級のお手伝いを経験して、子どもたちと触れ合う魅力を感じ、改めて教員になるという目標がはっきりしました。採用試験対策の短期合宿で教員のOB・OGから経験談、試験突破のアドバイスを聞けるのもいいと思います。私もOG講師として話をさせてもらい、初心に帰って仕事意識を高めることができました。

仕事の目標

音楽教員である前に中学校の教員として、人の話を聞く、理解する、時間を守るといった人間としての基礎力を育てたいと思います。生徒一人ひとりの個性、抱えている事情を読み取って、心に届く指導をめざしています。大阪芸大時代の幅広い学び、多彩な人との出会いが、そんな対応力につながっていると感じます。

吹奏楽部の指導でも規律を大切にする。それによって演奏レベルが上がることを体験した生徒たちは、自主的にクラブ活動に取り組むように。結果的に、地区大会金賞という実績も上げた。