本サイトはInternet Explorerには対応しておりません。Chrome または Edge などのブラウザでご覧ください。
Topics

JAZZ & POPS 2018 JAZZ & POPS 2018

演奏学科 / その他
2018/11/18

大阪市中央公会堂100周年をJAZZとPOPSで彩る

11月18日、演奏学科ポピュラー音楽コースの学生たちによる演奏会「JAZZ&POPS」が開催されました。

今年のJAZZ&POPSは、会場である大阪市中央公会堂の開館100周年記念イベントとして催されました。オーディションを勝ち抜いた学生たちに加え、ジャズ界でもっとも格式あるレーベルの一つ「ブルーノート・レコード」と日本人として初めて契約したことでも知られるニューヨーク在住のジャズトランペッター・黒田卓也氏(この公演のために来日!)も登場し、華やかなステージを披露しました。

前半のステージでは、5組の学生バンドが登場。1年生から4年生までが集った「おふろぺあ」が、口火を切るにふさわしいアップテンポなナンバーを披露すると、勢いそのままに各バンドが会場を沸かせました。

一流ジャズトランペッターとの共演も

後半のステージでは、ポピュラーピアノ専攻の4年生・村山青海さん率いるバンド「村山青海Project」が、村山さん自身が作曲した疾走感あふれるインストゥルメンタルを熱演。さらに、透明感のある歌声で会場をうっとりとさせた「華帆」、複雑な電子音を3人のキーボードで表現した「Evan Marien太郎」と続くと、会場の熱気は最高潮に。それからジャズトランペッターの黒田氏と学生メンバー10人がタッグを組み、「Think Twice」を演奏。黒田氏との掛け合いによって学生たちのパフォーマンスも序盤から終盤にかけて、みるみる活気付き、エネルギーあふれるステージをつくりあげました。


そして大トリは黒田氏が、親交の深い4人のプロミュージシャンとともにオリジナル曲を展開。卓越した演奏力と圧巻のパフォーマンスで、オーディエンスを虜にしました。海外で活躍するアーティストと共演したステージは、学生たちにとってかけがえのない経験となりました。

Interview

演奏学科 ポピュラー音楽コース
川上 晴瑠さん

今年の夏のコンサートでは緊張してしまい不完全燃焼だったので、今回は「魅せる」ということを意識しながら、バンドのリーダーとして本番まで取り組んできました。<br>具体的には、先輩や友人がスマホで撮影してくれた自分の演奏する姿をチェックし、先輩にもらった「楽器を持ち上げると自然と姿勢も良くなるよ」という言葉も参考にしながら、姿勢を正しました。また、先生から、ステージ映えする衣装の選び方も教えてもらいました。こうした実用性の高い助言がもらえるのは、JAZZ&POPSのような大きな舞台で先輩・後輩分け隔てなく共演する機会がある大阪芸大ならではのことだと思います。<br>今回のバンドには1年生を誘い、共演しています。それは、自分が先輩たちから教わってきた経験を、後輩にも伝えていきたいと思ったからです。

演奏学科 ポピュラー音楽コース
武田 華帆さん

大学に入学してからこれまで、先生から「ヴォーカルは曲に対する想い入れが大切」ということ何度も教えてもらってきました。今回は私自身のオリジナル曲でオーディションを通過することができ、「想い入れ」がうまく表現できた結果だと感じています。<br>今回のステージでは、ただギターの弾き語りをするのではなく、ループを使って、その場でリズムを刻んだり、歌声を重ねたりして、立体感のある曲に仕上げていく手法を採っています。緊張すると手元が狂いがちだった私は、「3拍目がもたつきやすい」という先生からの指摘を元に重点的に練習をし、納得のいく演奏ができるようになりました。<br>将来についてですが、音楽に関わっていけそうな企業への就職が決まっています。大阪芸大で培ったものを武器にしながら、これからもずっと音楽活動を続けていきたいと思っています。

Photo gallery