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本年度1回目のスーパークリエイター特論を、明治大学教授の宮下先生をお招きして、「メディア技術から考える『表現の未来』」というタイトルで実施しました。
冒頭からAIクイズやマジックなどを取り入れた、学生目線で非常に楽しいご講演となりました。宮下先生のこれまでの経歴や制作物についてユーモアを交えてご解説いただき、これまでの半生や、イグノーベル賞を受賞されたお話、現在開発中の新たなプロダクトについてのお話など、他では聞くことのできない貴重なお話を伺うことができました。
「暫定の制約」についての解説では「日常の違和感や気づきを大事にしながら、『制約』を超えていく」という点が強調され、研究や制作活動を目指している本学の学生にとって、非常に重要な内容を伝えていただきました。
AS学科 4年生 : 無邪気な研究が人の幸せにつながる。という言葉が印象に残りました。研究にしろ制作にしろ鑑賞者に届いてその人の支えになることは非常に嬉しいと思うし作品を作る意義の一つでもあると考えます。宮下先生の作品は社会にすごい良い影響を与えているし、それを楽しんで自分の専門にしていることが素晴らしいなと考えました。食という人間の生命に直結する研究内容を楽しく突き詰めているところが感動しました。
AS学科 2年生 : 昔の人が手紙が遠くの人にすぐ届くわけがないと思ってたのが、今は声も形も味も伝えれるようになったんだと思うと、(宮下先生の研究のお話しは)なんか時代が変わる瞬間を見てるような気がしました。
今日聞いた話で自分が日常に取り入れられそうなのは自分の普段の日常でこれはできないと思ってることを実際にできると思って考えることなのかなと思いました。