Topics
世界中の人たちを興奮させた2010年の上海EXPOをはじめ、誰でも一度は目にしたことのあるイベントやプロジェクト、キャンペーン、作品など、芸術計画学科で教鞭をとる先生たちの手がけた輝かしい実績はさまざまな分野におよびます。
実際にこれらのイベントやプロジェクトをカタチにしてきた先生たちから、直接講義や演習の指導を受けられるのが、芸術計画学科ならではの強みです。現場経験に基づいた学びの内容は、プロデューサーやプランナー、キュレーター、クリエイターなどをめざす学生にとって、きっと役に立つに違いありません。とくにイベントプロデュースに特化した授業や演習では、課題の掘り起こしから調査・分析、企画立案、提案、計画策定、制作、実施、結果検証までの進め方や、各工程で気をつけなければならないポイントなどを実践的に学ぶことができます。
「いつかはもっとスゴいイベントやプロジェクトを手がけてみたい!」そんなアツい思いを将来現実のものにできるよう、先生の作品をとおしてノウハウをしっかり身につけていきましょう。
1983年から国内外の大型イベントを中心にあらゆる分野のプロデュース業務に携われた村上敬造先生。その代表作が2010年5月から10月まで行われた上海EXPOです。前夜祭から国家電網館パビリオンのプロデュースまで、その手腕を遺憾なく発揮し、博覧会は大成功をおさめました。
2005年「自然の叡智」をテーマに愛知県で開催され、2200万人以上の入場者数を記録した「日本国際博覧会(愛・地球博)」。会場内の「遊びと参加ゾーン」で行われた、サマーナイトフェスタ、クロージングイベントのほか、モリゾー・キッコロメッセをプロデュースしたのが村上敬造先生。さらに関連施設として、あおなみ線ささしまライブ駅に、日本国際博覧会の複合娯楽施設を兼ねたサテライト会場「デ・ラ・ファンタジア」をオープン。この運営も村上先生によるプロデュースです。
CDとしてPOLAの企業ブランディングに携わる。ビジュアルの「POLA Dots」は、製品の一滴一滴が、時空を超えて無限に広がっていく様子を表現したもの。
2015年に三越伊勢丹グループが打ち出した企業メッセ―ジ「this is japan」をプロデュース。2016 年新春、エディー・ジョンズ氏(ラグビー前日本代表HC)起用の面ビジュアル企画制作。
1978年から10数年にわたって放送された小学館のテレビCM。キャッチコピー「ピッカピカの一年生」は、放送当時流行語にもなりました。
大人気コミック『スラムダンク』が販売冊数1億冊を突破。その感謝の気持ちを伝えるべく、作者の井上雄彦氏が産経、朝日、毎日、読売、日経、東京新聞6紙に個人広告を掲載したキャンペーン。新聞広告からサイトの制作、廃校を使ったイベント「スラムダンク・ファイナル」までを佐藤尚之先生が手がけ、JIAAグランプリなどを受賞しました。